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死んだように生きて、死にながら生きる

お久しぶりです。
久しぶりにTwitterを開いたらリプライやDMを多数いただきました。皆様の優しい言葉に涙ぐんでおります。ありがとうございます。お返事は後ほど全員にお返しします。

Twitterのほうでも少し触れましたが、7月の下旬に父親を亡くしました。ちょうど推しに会いに遠征して帰ってきた直後のことでした。父はまだ若く(と言っても59才)突然死だったこともあり、どうしようもないくらい驚いてパニックになりました。今見えてる世界がフェイクに見えました。

私は子供の頃から父親と仲が良かった訳でもなく、ここ数年に至っては1年に1度会うか会わないかという感じで軽く疎遠状態になってました。通夜でも告別式でも不思議と殆ど涙は出なくて、これは非現実なのではないかと呆然としていました。
式が終わり、実家に帰って母親の顔を見て涙が止まらなくなったと同時に途方も無く大きな喪失感に見舞われました。

※余談ですが両親は熟年離婚しており、父の方は再婚していたため母は参列していません。

初七日法要まで実家にいましたが、その間とてつもなく無気力に陥り、ほぼベッドの上で過ごしてました。起きて酒を飲み、やけ食いして、二度寝して、それを繰り返しました。ご飯を食べてお酒を飲んでる間だけはネガティブな気分を払拭できたからです。

そこから家に帰りましたが、幼少の頃を思い出して自分がどれだけ大切に育てられていたか痛感したり、最後に会った日のことを思い出して泣いてました。抑うつ状態に陥り、外出することはおろか、掃除もしない、風呂も入らない、歯磨きすらしない、、、セルフネグレクトが始まりました。
それと同時に封印していたはずの摂食障害も再発してしまいました。世間一般的に言う過食症です。リミッターが外れたように食べまくり、最終的に1ヶ月ちょっとで8kg弱も太りました。2ヶ月前に顎下に限界量ぶち込んだ脂肪溶解注射のお代金は無駄金になりました。笑

家にいる間は外出する気力がないので出前館やUberEATSを使ったり、実家に連れ戻されてからは冷蔵庫やパントリーにある食べ物が無くなるまで一心不乱に貪り食ってました。お酒や食べ物がなくなると、寝巻きのままコンビニまでおもむき、目に入った食べ物や酒を手当り次第カゴに入れ、自室に篭って狂ったように食べました。お腹空いてないのに食べることをやめられませんでした。それに比例するかのように酒量もどんどん増えていきました。

今は母親に勧めで、総合病院の精神科に通っています。
服薬に加えて、ショートタイムのデイケアに通って本を読んだり、リハビリがてら体を動かしたり(11年振りに卓球をやりました)、綺麗な和室で他の患者さんとお話したり、まあまあ楽しくやっています。同時に認知行動療法も行っています(これが結構面倒くさい、時間もかかるし疲れる)

今は薬漬け(笑)生活ですが、いずれ完全に断ち切りたいと思っています。みなさんご存知のようにメンタル系の薬の副作用は強いです。薬は飲まないに越したことはないのですが飲むのをやめると離脱症状が出てしまい、結果飲むのをやめられないのです。
一時期、ダイエットのために抗うつ剤を飲まないでいたら、案の定離脱症状が出てしまい、代わりにデパスやロラゼパムを飲んで凌いでいました。結局飲む薬が変わっただけで断薬はできませんでした。

自分の病名は今でも分からないです(一応、診断では双極性障害という事になっていますがピンと来ない)
個人的には鬱でもあるし双極性障害でもあるし境界性人格障害でもあるし発達障害でもあると思います。
何が言いたいのかと言うと、メンタル系の病名多すぎ問題。江戸時代や明治時代を見習ってこれらの障害は全て「きちがい」で纏めて良いと思います。とりあえず適当な病名を付けられて依存性の高い薬を処方され薬漬けにされてる人がとても多いです。

いまの私は、死んだように生きて死にながら生きてる。生を感じる瞬間はお菓子を貪り食ってる時と酔っ払ってふわふわしてる時だけ。私は守るものが何も無いから、いつ死んでもいいと思ってた、けれども・・・1番身近な人が亡くなって、自分の手で命を消すのはやめようと心に決めた。死には順番がある、だから先に生まれた母親よりも先に死なないようにするのが1番の親孝行だと思ってる。

私はまだ親の死を受け入れられず立ち直れずにいます。果たして思いが風化する日が来るのだろうか。

最後まで読んでくれた皆様、ありがとうございました。

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