Sakaue Wataru | English Teacher

英語教師13年目。学年主任兼研究主任。関西英語授業研究会Harvest京都支部長。モッ…

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英語教師13年目。学年主任兼研究主任。関西英語授業研究会Harvest京都支部長。モットーは、一人でも多く英語が好きな生徒を育てること。共著に『パフォーマンス評価で生徒の「資質・能力」を育てる』, 学事出版2017 英語教育や学校現場の実践を中心に発信しています。

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【#13】“英語好き”を育てる教師のMindset❺ 〜「学びがい」を感じる言語活動の仕掛け〜【前編】

こんにちは!3連休の昼下がり、いかがお過ごしですか? Sakaue Wataru | English Teacherです! 秋になり、学校現場は「研究授業シーズン」です。 この記事をご覧になっておられる先生の学校でも、 研究授業が盛んに行われているのではないでしょうか? 今回は、英語の授業には欠かせない「言語活動」について 私個人の葛藤や挑戦していることを言語化したいと思います。 「言語活動」を中軸に据えた授業づくり「言語活動」は児童生徒の資質・能力を育む上で重要な役割

    • 【#12】“英語好き”を育てる教師のMindset❹ 〜教育をICT化する意味【後編】〜

      こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 4月になり、バタバタな毎日を送っています😅 どうしても授業のことを考えるのが後回しになってしまうので、noteでぼちぼち言語化して、来週からの授業開きに備えたいと思います! *** 前回の記事(前編)では、ICTを活用して子どもたちの「エンゲージメント」(課題に没頭している状態)を高めることについて考察しました。 詳細が気になる方は、こちらの記事をぜひご覧ください。 今回は、子どもた

      • 【#11】“英語好き”を育てる教師のMindset❸ 〜教育をICT化する意味【前編】〜

        こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 英語教師としての「信条」(自分軸)を磨きたい想いから、英語好きを育てるために意識すべき「考え方や視点」(マインドセット)について言語化しています。 前回の記事では、子どもたちの「個」が輝くOutput活動について考察しました。ICTを活用することで、すべての子どもたちが学びがいを感じられる授業、子どもたちが「主人公」になる学校の実現に寄与できればと思っています。 詳細が気になる方は、こち

        • 【#10】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと⑦ -学校全体を巻き込んだ「英語プロジェクト」-

          こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 今年で教職12年目になりました。 英語教師である自分を"Update"するために、 以下、「10のこと」を意識して挑戦しています。 ↓前回の記事はコチラから! 今回は、⑼「英語プロジェクト」について少しご紹介します。 1.「オリジナル・ガイドブック」の取組現在、外国人観光客に向けて、地元を紹介するオリジナルガイドブックを作成するプロジェクトを進めています。 昨年度は中学校1年生だけで行

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        【#13】“英語好き”を育てる教師のMindset❺ 〜「学びがい」を感じる言語活動の仕掛け〜【前編】

          【#9】“英語好き”を育てる教師のMindset❷ 〜「個」が輝くOutputの仕掛け〜

          こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 自分が「英語教師」と言う仕事を選んだ理由は色々ありますが、「英語を好きになってほしい」 という想いが強いです。 そんな自分の「信条」(自分軸)を磨きたい想いから、英語好きを育てるために英語教師が意識できる「考え方や視点」(マインドセット)について言語化しています。 今回は、子どもたちの「個」が輝くOutput活動について考察してみたいと思います。と言うのも、以前ある生徒とのやり取りをふと思

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          【#9】“英語好き”を育てる教師のMindset❷ 〜「個」が輝くOutputの仕掛け〜

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          【#8】“英語好き”を育てる教師のMindset❶ 〜「教育評価」は何のため?〜

          こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです😊 今年で教職12年目になりました。 毎年同じような仕事や役割を任せていただいていると、いい意味で効率よく、スムーズにできることが増えてきます。 ただ気をつけたいのが、仕事をこなすことが目的になり、「なぜ、それをする必要があるのか?」という本質的な部分が蔑ろになる(形骸化する)ことです。 自分の仕事が、子どもたちはもちろん、周りの同僚や組織に還元できるように、大切にしたいと思っている「マイン

          【#8】“英語好き”を育てる教師のMindset❶ 〜「教育評価」は何のため?〜

          【#7】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと⑥ -「校内研修」での協働・探究-

          こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 今年で教職12年目となりました。 英語教師である自分を"Update"するために、 以下、「10のこと」を意識して挑戦しています。 今回は、⑻「校内研修」について言語化します。 皆さんの学校では、どのような「校内研修」が行われていますか? 中には、あまり校内研修に前向きになれない方もおられるかもしれません。 ですが、そんな方にこそ、今回の記事には目を通していただきたいと思っています。 1

          【#7】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと⑥ -「校内研修」での協働・探究-

          【#6】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと⑤ -「言語活動」の充実-

          こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 今年で教職12年目となりました。 2024年は、これまでのキャリアを振り返りながら、 英語教師である自分を"Update"するために、 以下、「10のこと」を意識して挑戦しています。 ⑴〜⑶ 「教師力編」の記事はこちらから! 今回は「授業力編」のラスト、言語活動における「目的・場面・状況」のUpdateについて整理してみたいと思います。 1.「言語活動」とは何か?現行の学習指導要領(外

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          【#6】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと⑤ -「言語活動」の充実-

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          【#5】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと④ -「振り返り」の見直し-

          こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 2024年、自分の「教師力」を磨くために 自分が今年意識したいことを言語化しています。 今回は、「振り返り」の見直しについて考察していきます。 というのも、学校現場では振り返りが「形骸化」していることがあると感じることがあるからです。 自分はよくあるのですが、次のような状況に陥ってしまうことがないでしょうか? 1.「振り返り」の先に何が待ってるの?「振り返り」を書く上で、授業者である私た

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          【#5】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと④ -「振り返り」の見直し-

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          【#4】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと③ -「英語を学ぶ意義」の再構築-

          こんにちは! Sakaue Wataru | English Teacherです。 2024年、自分の「教師力」を高めるために、 自分が今年目指したいことを言語化しています。 今回は「英語を学ぶ意義」について考えます。 もともとは小学校教師を目指していました。 しかし、教育実習で中学校へ行き、 英語を教えた経験を通して、 「英語教師」を目指すようになりました。 そこで出会った素敵な先生方と、 生徒たちのおかげだと今でも感謝しています。 そもそも、子どもたちが英語を学

          【#4】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと③ -「英語を学ぶ意義」の再構築-

          【#3】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと② -即興のやり取り-

          こんにちは。 Sakaue Wataru | English teacherです。 自分の「教師力」を磨くために、 2024年にTryしたいことを言語化しています。 今回からは「授業力編」。 以下のことをUpdateしたいと考えています。 今回は、⑸について述べてみたいと思います。 興味がある方は、少しばかりお付き合いください! 1.「即興のやり取り」の指導、難しくないですか?平成29年告示の「中学校学習指導要領(外国語編)」から、「即興のやり取り」に大きく焦点が当て

          【#3】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと② -即興のやり取り-

          【#2】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと① -反省的実践家になる-

          こんにちは。 Sakaue Wataru | English teacherです。 2024年、英語教師としての力量を高めるため、 noteを活用した「振り返り」(reflection)の 機会を作ることにしました。 1.「振り返り」って身近なもの 皆さんは、日常の中でどれほど 「振り返り」を行っているでしょうか。 意識的に行っていることもあれば、 無意識に行っていることもあると思います。 一例を挙げます。 忘年会で焼き鳥をたらふく食べ、 ビールをしこたま飲んだ翌朝、

          【#2】 英語教師として "Update"するためにしたい10のこと① -反省的実践家になる-

          【#1】 2024年 私がnoteを始めた理由

          こんにちは。 Sakaue Wataru | English teacherです。 公立中学校で教壇に立って12年目になります。 note初投稿ですが、まずはこの話題に触れたいと思います。 令和6年能登半島地震 2024年が始まってから悲しいニュースが相次いでいます。 特に、新潟の大学で共に学んだ多くの友人が石川に住んでいるので、石川県能登半島で起きた地震のニュースには毎日心を痛めています。 令和6年能登半島地震で犠牲になった方々、今も被災地で大変な日々を過ごされてい

          【#1】 2024年 私がnoteを始めた理由