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2024年ウズベキスタン旅行情報 飛行機編とちょこっと韓国

2024年4月末にウズベキスタンに行ってきました。
飛行機も鉄道も宿もすべて自分で確保しました。いろいろな経験があったので、ほかの旅行者の参考になればと、ここに備忘録を残します。

ウズベキスタン行き飛行機

日本からウズベキスタンへ行くには、韓国経由のものがいちばん良いみたいです。
私は関空からアシアナ航空で行きました。シーズン以外は、大韓航空とアシアナが交互に便を出しているようです。日本からウズベキスタンへの直行便もあるようですが、運行日が限定されているし、成田からしか出ないし、高いです。

ちなみにどうして韓国の便がこんなに充実しているのか? 日本と仲が良いと思ってたけど韓国のほうが仲が良いのか? と疑問でしたが、その疑問はウズベキスタン国内を旅していて解けました。この国には歴史的経緯から、ドイツ系住民と朝鮮系住民がけっこうな数住んでいるのです。

ヒヴァ駅前にて。ウズベク、ロシア、アメリカはわかるけど、残り二国がドイツと韓国?
と疑問でした。

なので食堂に行くと、ウズベク料理にまじってだいたいキムチとジャーマンポテト、ソーセージがあります。

飛行機、私は関空発、仁川経由、タシケント行きの便を利用しました。ラマダン明けのイード祭りが終わって一週間後のタイミングで、14万円ぐらいだったと思います。アシアナ公式サイトでの購入です。購入後に専用アプリを入れて航空券をQRで管理。プリントアウトは基本的に不要でした(念のために持っていきましたが)。


アシアナの機内食。基本的に全部コチュジャンがつきます。

帰りのタシケント発は22時だったので、最終日にタシケント市内観光をする人が多いようです。市内(アミール・ティムール広場)からはタクシーで20分、バスで40分ほど。すぐに着きます。早めに空港に行っても、空港内(保安エリア外)はほとんど設備もないので時間を潰すのに苦労します。おまけに4月現在、国際線ターミナルは改装工事中でちょっと大変です。
チェックイン後は快適な店や買い物エリアで過ごせます。ただ品物の価格は街中の3~4倍はします。なぜかユーロ建て価格です。プロフの缶詰などのおみやげを買う方は、市内のKorzinka(チェーンのやや高級スーパー。成城石井みたいなもん?タシケントのは品揃え良し)で買ってくといいと思います。市内だと3万スム(300円)、空港だと6ユーロ(900円)。


保安検査後のエリア。こっちはいろいろ充実しています。

トランジットでプチ韓国旅行


アシアナ航空は、仁川空港でのトランジットでした。行きは4時間弱、帰りは最短四時間です。空港内はカフェに食堂に仮眠スポット、化粧品などのお買い物が充実しているので退屈はしないと思います。

このトランジット、関空帰りのときは1日に何便か出ているので、韓国滞在4時間、6時間、10時間をだいたい同じ料金で選ぶことができます。さらにこの4月から日本人は韓国入国時のK-ETAが免除されているので、気軽にプチ韓国旅行を楽しむことができます。

ソウル市内まではどの交通手段でも一時間は見ておいたほうがいいので、がっつり遊びたいときは10時間のトランジットを選んだほうがいいです。私は6時間にして、空港近くのEurwangni Beachに行きました。昭和の海水浴場をイメージしたらだいたい合ってます。おしゃれカフェが散在するので、そこでゆっくり時間を過ごしました。空港からタクシーで15分、12,000ウォンぐらい。

おしゃれな塩パンカフェ。

タクシーは韓国で定番のタクシーアプリ、KakaoTを使おう…と思っていましたが、空港を出て外の道でKakaoTを使える場所を探してうろうろしてたらタクシー案内係のおじさんに「どこ行く?」と聞かれ、スマホ地図を見せたらタクシーを呼んでくれました。ぼったくることもなく、どうも何かの観光系の正規職員さんのようです。

韓国で唯一困ったのが現地通貨です。まず、空港内保安エリアにATMはありません。すべての出国手続きを終えて出国した先の到着ロビーにあるだけです。そしてそのATMも、外国カードが使えるものは大半が壊れているかout of serviceかでした。ようやくたどりついた生きているATMも、最初にハングル文字を解読して2,3ステップ進まないと、ずっと読めない文字の連続で操作がわかりません。ATM自体が少ないので長い待ち行列があったのですが、多くの西洋系外国人が使うことをあきらめて列を去っていました。
どうも韓国の銀行は、外国カードでATMを使って欲しくないようですね。ちなみにすぐ隣には現金両替カウンターがあり、ドル札や円札となら喜んでウォンを交換してくれるようです。


こんなところです。次の旅人さんのために、何かお知りになりたいことがあればわかる範囲でお答えしますので、ご質問ください。

次回は鉄道利用について書くと思います。それでは!

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