いっしょに育ったいぬとねこが、家族のような絆で結ばれた話
ねこといえば自由気ままな動物。誰の命令も聞かないし、誰かに服従することもない。でも、絆で結ばれることはあるようです。
マックスと名付けられたオス猫。彼はスパイクという犬と一緒に飼われ、育ってきました。
ある日、犬のスパイクは白内障にかかり、両目の視力を失いました。飼い主は残酷にもスパイクとマックスを捨ててしまいました。犬のスパイクは目が見えません。どこにも行くことができず、えさを取ることもできません。
猫のマックスはどうしたかというと、目の見えないスパイクに寄り添ったのです。スパイクはマックスの毛皮の温かみを感じ、マックスのにおいを嗅いで、一人ぽつんと放り出される感覚を味わうことなく、安心することができました。動物保護団体が二匹を保護するまでのあいだずっと、マックスがスパイクのそばを離れることはありませんでした。
保護団体は二匹の関係性をみて、この二匹は離れ離れになるべきではないと考えました。それで、二匹を同時に引き取ることができる里親を探しました。このたび晴れて、それができる里親のもとに引き取られていったそうです。
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