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暗闇フィットネスの今後②

こんにちは。大辻彰誉です。

前回の記事のつづきを今回は書かせていただきます。

2022年版のフィットネス業界カオスマップを見ると、暗闇フィットネスの店舗数がなかなか増えていないことが分かりました。

前回は、物件問題について記事を書きましたが、今回は会員様について考えていきたいと思います。

ファン化しやすい


暗闇フィットネスインストラクターはファンがつきやすいです。
会えるアイドルに近い要素は少しあると思っています。

レッスン中はインストラクターにスポットライトがあたり、レッスンする場所も少し高くなっていて、ゲストがインストラクターを見上げるような形の作りになっています。

現に暗闇フィットネスの各ブランドのHPなどを見てみると、顧客のビフォアアフターの写真などは一切掲載せず、宣材写真のようなインストラクターの姿が掲載されていたりします。

またインストラクター名を名乗り本名や年齢を非公開にしていて、顧客にミステリアスな要素を与え意図的に憧れの存在を生み出していたりします。

これらの要素から、一年以上継続的に続けてる方は離脱率は少ないように感じています。

新規会員の課題


一方で、入会してから1年未満の方の解約率はかなり多いように感じており、働いていた時からとても課題感を感じていました。

理由は、既存客にサービスが偏りすぎてしまっていることだと私的には思っています。

会員様の種別をつけるとしたら、新規と既存に分けられます。
ここで大事になってくるのが、新規の目的と既存の目的では違いがあるということです。

新規の目的は、「レッスンに最後までついていく」になりますが、

既存の目的は「インストラクターを見にくる」になっているのです。

この状態になっていればファン化してるので、インストラクターの新しいプログラム、新しい表現の仕方などに満足しています。

しかしここに偏ってしまうと、新規の方へは目的と違ったアプローチをしてしまいます。

ハードすぎて最後までついていくことができない。
周りの人のテンションのノリについていけない。引いてしまう。

結局私には合ってないとなってしまうんですよね。

接客面


これは接客面でも同じです。インストラクターも自分の個性を直接感謝されるほうが嬉しくなります。
もっと自分のことを好きなお客様にサービスしようと気持ちが出てしまい、新規の方まで目が行き届かないことがあります。

体験レッスンで入会してもらう時だけ手厚いサービスとなってしまいがちなんですよね。

今後はいかに、新規からファンになってもらう為の、レッスン、接客にしていくかは課題になってくるかなと思います。

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