見出し画像

昔はどんな子どもだったのか

こちらの記事は、いしかわゆき著「書く習慣」の1か月チャレンジ5日目のテーマです。

私の子どもの頃を思い出す…。
平成元年の春に小学校入学。
バブル終わり頃の時代。

私は・・・当時から一人でいることが好きな子どもでしたね。
目立つことも苦手。
放課後は一人で家で絵を描いたりピアノを弾いたり近所を探検したり。
学校の図書室の窓から空や遠くの山を眺めるのも好きでした。
岐阜の山深い田舎で育ち、冬はよく雪が降る。図書室の窓から見上げた空、ずっと上から雪がとめどなく降ってくる様子を一人でずっと見ていた・・・なぜだか今もその光景をよく覚えています。

一人の世界が好きだった私が一番ハマっていたのは、本より漫画。
月刊の少女漫画を毎月楽しみにしていました。
当時の月刊少女漫画雑誌といえば「りぼん」「なかよし」「ちゃお」などありましたが、私は「りぼん」を愛読していました。
「ちびまる子ちゃん」「こいつら100%伝説」「姫ちゃんのリボン」が好きでしたね。何でも読みました。
漫画は静止画ですが、読んでいくと私の頭の中では動画になり、色がつき、声もそれぞれ違う。夢中になって読んでいました。

当時、漫画を読むことも好きでしたが、もう一つ楽しみがありました。
それは、各作品の最初にある「これまでのあらすじ」の変化を見ていくことでした。
物語の最初のページに登場人物の紹介とともに、「これまでのあらすじ」の枠があります。
第2回目でも、第10回目でも、枠の範囲は同じです。その中に物語の概要があります。物語が進むにつれ、前回や前々回と比較すると徐々に別の短い表現にしていく変化があります。それでいて、今月から読み始めた読者でも「これまでのあらすじ」を読んだら分かるようになっている。
一つの作品を何号も遡りあらすじを追ってみて、第2回目でも第10回目でも同じ枠で、内容を損なわずに物語を説明しているということに感動を覚えました。
格好よくいうと、「要約」を自然に学んでいたのかも。

本をよく読むようになったのは大学生からなのですが、こうして振り返ると、文章への興味は子どもの頃からあったのかもしれません。

さて、今日はここまで。
子どもの頃を思い出し、今日は胸がほっこりしています。

読んでくださりありがとうございます。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?