今、在宅医療なのか?(医療者向け、有料) その3-診療デバイス

 現在、私は相方と訪問する際に、iPadを一つ抱えているだけです。聴診器も首にかけていますが、こっちは時々車に忘れます。しかし、相方が忘れずに持ってくれていますから、結局はiPadだけを持っておれば、往診は大丈夫です。じゃあ、採血道具、点滴とかは?エコーやポータブル心電図は?はい、たまに予定して使うだけなので車の中に、AEDと一緒に置いています。私が携行する最も大事なデバイスは実は、iPadとiPhoneであり、これが在宅医療の中枢です。クラウドサービスやデータベースが世に出た頃からe-mobleで通信をし、filemakerを使ってカルテを自作し、ノートパソコンで処方箋を印刷しながら回っていました。情報源の人々からの情報を共有しておくと、後々とても楽です。そのためのアプリをうまく使い、定期往診であたふたしないことが望ましい。イベントはその場で突然に起こるわけではなく、何日前からか始まっているからです。

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