母は入院へ
なんとか衣服を脱がして、着替えをすることが完了して、なんとかソファの上にあがって座ることができるようになりました。
母も痛いでしょうけど、我慢しながらソファに。
座るととりあえず痛みは落ち着きますが、少しでも動くとまた激痛です。
こりゃやはり救急車だな。場所的に大腿骨頸部骨折の可能性が高い。
となると手術か・・・できるかな・・・年齢的に。
そう思いながら、訪問看護師さんに連絡して、来てもらうように手配しました。
まだ2時間くらいはいけません。いいですか?
仕方ありません。来れるようになってからでいいです。
そう言い、知り合いの看護師さんに連絡すると、今日は仕事はいってないから行くよっていってくれました。
よかった・・とりあえず、男性じゃなく女性じゃないと母はダメだろうと思っていると、トイレに行きたいと言い始め、歩けないと思うからここでしちゃいなよ。あとで着替えてさ。気にしないでいいよ。
うん・・・わかった・・・
しぶしぶそのままする事になりました。
もうすぐ看護師さんきてくれるから、そうしたら女性同士だから着替えれると思うからさ。
もうすぐだから。
うん・・・
母は小さくうなずき、涙を浮かべています。
痛かったろうに・・・・しかも、12時に床で転んだとしたら、僕がきたのは6時半。
6時間半もの間、痛みと不安に耐えていたことになるわけです。
早くに気が付いていたのに、僕が床で寝てるとばかり思っていて、うかつでした。
救急車で医療センターに運ばれて、そのまま入院に。
予想どうりです。
そうして本日、整形外科の下肢グループ医師3名と、ICをしました。
やはり大腿骨の上部が折れていました。
手術しか歩ける方法はないです。
ただ、骨頭部ではなく、転子部であることが少しだけよかったって感じでしょうか。
手術は全身麻酔で行います。
ただし、年齢を考えるととても厳しい手術になると思います。
89歳の高齢者であることを考えると、手術の選択はできるだけしたくはない。
しかし、ここの骨折は自然治癒はありえない。
それに寝たきりになる可能性が高い。
厳しい手術でありますが、息子さんは同意していただけますか?
結果次第では命を落とす可能性もないわけではないのです。
・・・はい、同意します。
この選択しかない。
そう思ったのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?