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2023/07/06
Tomofumi Yokoyama

何となくわかってはいるが
人に説明することができない

理解はしているつもりだが
定義は語れない

そんなことはよくあること

「夢」

ならまだしも

「彩り」

はそんな言葉なのかもしれません

七月初日
場所は泉市民体育館
ゲーム終了後に
観客席の皆さんとテープ剥がし

「ちょボラ」というネーミングにある通り
撤収作業のご協力をお願いする企画
お楽しみのイベントというよりは
我々関係者の事情もあってのこと

さて
1時間程度の見込みが
始まってみれば
あっという間の出来事

雪だるまを作るがごとく
巻いたテープの大きさに満足する子ども
テープを一気に引き剥がす作業に
意外と楽しさを感じる大人
次から次へと届く球体の粘着部分に四苦八苦する
ゴミ袋を持った選手やスタッフ

試合後のピッチ
広がるのは
普段目にすることのない光景
おそらく
多くの人にとって
経験したことのない時間

きっとこれは
「彩り」

定義する言葉はないけれど
日常に色を添えるエッセンス

設営・運営・撤収に関わったすべての方々の
「夢」
に繋がりますように

明日は七夕



横山 朝史(よこやま ともふみ)
1967年9月11日生まれ。元公立小学校教員。東日本大震災の被災地を巡る中で、スポーツのもつ力とその可能性を実感。クラブの理念に共感し、今シーズンより立川アスレティックに関わる。自身の競技および指導歴はサッカー。


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