49.体重100kgは才能か?



 体重が100kgを超えるのは才能だとよく言うが

 それは本当なのだろうか?


 結論としては本当だ


 まず普通に生活していれば100kgになるはずがない

 (身長が180cm以上の人は別)

 

 体脂肪率などの違いはあるが

 おおよそBMI40を超えてくるのは

 凄い才能だ


 人間にはホメオスタシス、恒常性があり

 体は現状維持に動こうとする

 なので、通常急激に体重増加することはない

 1ヶ月で10kg増加とか

 毎日の積み重ねで、徐々に増えていく


 食べ放題行った翌日に以外に体重が増えていないのもこのせいもある。


  恒常性、いきなり太らないに関しては良い面であろう、

  しかし、すでに太ってる人からはかなりきつい

  そう、体重を落としても、少ししたらこの恒常性のせいで戻ってしまう、

  そして諦めてしまう、

  恒常性は強い見方であり、敵でもあるのだ


  そして、ダイエットには

  必ず停滞期というものが訪れる

  自分の体重の10%を落とした時に訪れやすいと言われているまぁ人によるが


 停滞期というものは本当に体重が落ちない、むしろ少し増える、

 それを当たり前に起こるかの様に

 今までのダイエット生活を続けなければならない


  大抵の人はダイエットはここで諦める

  かくいう私もそうであった、

  今まで何回ダイエットに失敗しただろう、


  

  

  100kg、BMI 40を越えてくると

  糖尿病の危険性がかなりあがる

  というか診断されていてもおかしくない


  糖尿病、多くの人が知っているわけではないが

  進行すると、痩せる

  筋肉を分解してしまうのだ、

  だから、

  100kg超えは才能だと言うのであろう、


  人間、インスリンというホルモンは出せる能力や限界に

  個人差がある


  特に欧米人はインスリンを出す力が強い

  だから、体重が200kg超える人などがいるのだ


  日本で200kg超える人はほとんど、いない

  あなたも見たことがあるだろうか?   

  ないだろう、インスリンを出す力が弱いためである


  なので、日本の2型糖尿病患者の人であまり太ってない人が多いのもそのことが原因の一端であろう、


  私も看護師として、糖尿病を罹患している患者をみてきたが、正直140kgあった、私よりは遥かに痩せている


  年齢のせいもあるが、

  それでも、100kgを超える人を見たことがない


  そう、太ることは悪い事に捉えられがちだが、

  糖尿病の観点から見ると、糖尿病に強いという見方もできる、まぁ独断と偏見なのであしからず


     

  太れるということは、人類が滅亡しないために、

  考えられてきた、太古の歴史の名残りなのである


 今は日本では食料で困る人は、長い歴史の中でみればかなり少ない、がいつ、日本、世界が食糧危機になるやもしれない、そんな時太れる才能があるやつが生き残る


  太れるということは、ある種、人類のエリートなのかもしれない、かといって太るのが言いわけではない、




 私もダイエットしてかなり痩せてきてはいるが

 まだまだデブだ、


  もっと痩せて健康になることが今の目標だ


  太れる才能があるのだから、

  危機のときには活躍できる、

  だが、現代では肥満はそれほど生きやすい世の中ではない


  飛行機のシートベルトがしまらない

  飛行機の通路がせまい、

  飛行機のトイレに入れない

  飛行機の席が隣は家族や仲の良い人でなければならない

  (かなり密着してしまう為)

  

  ユニクロで服が買えない、

  やすい服が買えない



  タクシーの後ろの席でシートベルトが閉めれない



  飲食店のテーブルにお腹があたり、座れない


  バイクが乗れない


  体重制限でアトラクションに乗れない


  他にもあるがここまでにしよう、


  デメリットが多すぎる


  無理のない範囲で長期的目線、

  一生続けられる位のペースでダイエットをしよう!


  私はそうしている!

  

 


  

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