MERRY X'MAS IN SUMMER 2 YU-SUKE O-SHITA 2023年7月15日 17:14 <詞>桑田佳祐「これはね、好きなんですよ。絵に描いたようなぬけがらのような湘南のフィーリングって。チューブみたいな、ほとんど開き直りに近い感じの湘南が。湘南サウンドといってもさ、加山雄三の湘南サウンドじゃないでしょ、それにサザンのともまた違う。チューブや杉山清貴という人達が歌ってるのは、俺なんかに言わせるとウソっぽくてすごくイイのね。だって、今の湘南じゃないんだもん。今だったら江ノ島のマクドナルドが世界で一番売れているとか、ホテル渚でナントカとかいうのがホントだと思うのに、相変わらず、波に走ってどうのこうのでしょ。俺は地元の人間だからさ、そういう風に思うのかもしれないけど、湘南のイメージってどんどん変わってる。今は湘南じゃない気がするよ。」(1986年)<KUWATA BAND メンバーコメント>桑田佳祐「茅ヶ崎でプロモーションビデオの撮影をしてる時に初めて、イイ曲だなーと思った。日常からスカーンと離れてみて、やっと(こうやって聴かれるのかなあ)って、夏向きといわれる意味や気持ちがなんとなくわかった。」河内淳一「本当はLPに入れる予定で作った曲。あんまりいいのでシングルになった。ギターはねー、レコーディングの時は煮詰まったけど今聴くと、けっこう味があるのかなと。僕と原坊のコーラス最高です。」松田弘「これは俺が打ち込んだコンピューターの音を使っている。ドラムオペレーター松田弘の音です。コンピューターに関して、これだけ完璧にやったのは初めて。そういう意味で“俺の音”ってけっこうイイ音してるナなんて自負もあるのです。」琢磨仁「この曲だけフレットレスベースを使ってます。音程がなめらかに出るから、海辺の感じがすごく伝わると思うんだけど。」小島良喜「歌詞が好きです。もち、曲も好きです。ビデオが音とすごくいい感じでMIXして楽しいですよ。シンセの音も、オルガンも好きです。コーラスも好きです。全部好きです。」今野多久郎「本当のクリスマスに発表したいという意志もあったんだけど、紆余曲折ありまして、“スキップビート”と同時発売になった。結果的にはすごくよかったと思う。だからいつでもクリスマスソングを聴いてなごんでほしい、とそんな気持ちです。」(1987年)<2000.05.08記>松田弘「『MERRY X'MAS IN SUMMER』は当時自分が持ってたドラムマシン、イミューSP12という(サンプラー)マシン、それを自分で打ち込んでレコーディングしたんです。この曲だけ打ち込みです。」(2022年)松田弘のサザンビート #08<2023.07月 追記> ダウンロード copy #音楽 #邦楽 #80年代 #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #KUWATABAND 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート