<ジャケット>
撮影はビクタースタジオ内。懐中電灯を持ったオジさんは本物のビクターの守衛さんだそうだ。
<タイトル>
『C調』は昭和37年(1962年)の流行語から。
<詞>
<曲>
<アレンジ>
これ、意外とみなさん見落としがちなんだけど、この曲の間奏で初めてシンセサイザーを使用している。
しかもモノシンセ。(和音が弾けない、つまり単音しか出せないもの)さすが70年代。最後のポルタメントが郷愁を誘う(笑)。
考えてみると、これが70年代最後のリリースした楽曲だったりする。80年代に入ってからシンセサイザーが音楽全般に当たり前のように使われてくるわけだが。。
余談になるが、私の記憶が確かだと、翌年のハラボーの誕生日にメンバー・スタッフが金を出し合って、シンセサイザーをプレゼントしたと思うんだけど。これもおそらくモノシンセ。
ちなみに1980年12月のライブ“ゆく年くる年”の原由子使用楽器リストでは「ヤマハシンセサイザー CS-50」とクレジットされていた。これがその楽器だったかどうかは定かではないが。興味のある方はこの辺を読んでみて下さい。
どうでもいいと言えばどうでもいい話なのだが、来たるべきシンセ主流時代を考えると、結構、重要ポイントであり、エポックメイキングな出来事なんだなあ。オタクな話だが。。。。
まあ、時代観を汲み取っていただければと。
<背景>
当時の雑誌記事によると、本当はクリスマスソングの予定で、作曲もほぼ出来上がっていたが編曲のための時間がなくて、急遽『C調言葉に御用心』に変更されたそうだ。
<1999.09.08記>