アートは必要か
みなさんにとってアートはどんなものですか？
アートは必要ですか？
私は小さい頃からよく絵を描いていたので、
アートは必要なものです。
しかし絵に興味ない人ではどうでしょう？
何かよく分からないし何の役に立つか分からないという方もいるでしょう。
そこで今回は『アートは必要か』というテーマで考えてみようと思います。
脳科学的には必要？
このテーマで書こうと思った理由に、YouTubeの動画があります。
こちらの動画では、
ほんまでっかTVなどでお馴染みの中野信子先生が、アートについてお話ししていました。
中野先生曰く、
人間(サピエンス)が生き延びたのはアートがあったから。
人間(サピエンス)より脳の大きいヒト種はいたが生き残れなかった。
そこには人間(サピエンス)特有の装飾や無駄な行動が関与しているのではないか。
とのことでした。
さて、みなさんはどう思いますか？？
私はこの話を聞いて、
中野先生がこの推論に辿り着くまではとても難解な思考があったのだろうと思いました。
そのうえで、
なんでサピエンスにとってアートが必要だったのだろう？
と原点回帰してしまいました。
個人的見解
そして私がたどり着いた結論は、
サピエンスは娯楽を持てたから生き残った
です。
上記動画では特急列車の例が紹介されていました。
日本に鉄道ができて駅の整備が進んでいくと、駅ごとに利用客の具合が異なります。
そこで利用客の多い駅と駅だけを結ぶ特急という概念が生まれました。
しかしこの特急列車に対し驚きのクレームが寄せられました。
それは、
『電車に乗る時間が短くなるのにどうして値段が高くなるんだ？』
というものでした。
言われてみればそのような見方もありますよね。
乗るのが楽しい人からすれば意味わからなくても当然な気もします。
しかし効率を考えるなら特急料金をとって当然です。
おそらくサピエンスより脳の大きい人種であれば効率を取るでしょう。
しかし
人間だからこそ楽しいものを優先したいという気持ち
が出たのでしょう。
このような娯楽の感覚がストレス緩和や生きがいに繋がり、現代まで生き延びたのだと思います。
おわりに
さてみなさんはどんな娯楽を持っていますか？
私にとっては絵を描くこと・見ることが娯楽です。
誰でも何か一つ、娯楽を持つことで生きがいなどにつながると思います。
ぜひアートに限らず何か一つ、娯楽を見つけてみてください。
そしてそれがアートである人にとっては、アートが必要な存在だと私は思います。
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