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【50代婚活】離婚の不安を和らげた方法〜メンタル面

離婚前後のしばらくの間、これからの自分の生活が不安で不安で仕方なかったです。


毎朝毎晩、布団の中で、
「これからどうなるんだろう」と
老後のことや、
「身体を壊したら?誰にどこまで協力してもらえる?」
など、

考えても答えが出ないこと、
今は起こっていない、「もし〜したら…」という
マイナスの想像で頭がいっぱいになっていました。

私はこの妄想を「ぐるぐる」と呼んでいましたが、
まさしく頭の中をぐるぐるぐるぐる堂々巡りで
実際に胃が痛むまで悩み続けていました。

あのまま「ぐるぐる」が続いていたら、本当に
胃に穴が開いたのでは、と思っています。


そんな時、YouTubeで名越康文さんの動画を見ました。

その動画では名越さんが、

「人間はそーゆー風にできてる。
朝と夜はマイナスの考えが起こるようになってる。
それはすぐなくなる思考だから、歯磨きでもしてその時をやり過ごしたら消えてゆく」

そんな風なことをおっしゃっていたのです。


これは本当に力になりました。


それまでは、
「そんなにマイナスばかり考えてはダメだ」とか
「私は弱い人間だ」
「前向きになればこんな考えはなくなる」など

自分の努力や意志の力でどうにかできる問題だし、
できない自分はダメなのだと思っていたのが、
そうではないとわかったのです


そうとわかれば、
アドバイス通りやり過ごそうと決めました。

歯磨きしてやり過ごすほどの精神的余裕はなかったので、
布団の上で膝を抱えてうずくまりながら、

ぐるぐるが続いている間

「これは人間の生理現象なんだ。」
「自分の弱さやダメさと無関係なんだ。」
「眠くてアクビが出るのや、暑くて汗かくのと同じなんだ。黙ってたら収まるんだ」

と自分に言い聞かせました。

そんなことをどのくらい続けたのか
ハッキリ覚えていませんが、数週間くらいで
ぐるぐるが薄まったと思います。


これはすごい驚きでした。


自分の状況は何一つ変わってない。

今後の見通しも何もないし、
収入も増えてない、
新たに頼れる人ができたわけでもない。

なのに、
身体に痛みが出るほどの不安が薄まったんです。

この大きな不安は気力も体力も奪っていたようで
「ぐるぐる」が薄まった時あたりから、
持ち前の楽観的な性格や、好奇心旺盛さが戻ってきた気がします。


行き当たりばったり、
面白そうと思ったこと、思いついたことを
実行して、自分の環境が変わり始めました。

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