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スマートホーム(IOT住宅)を建てるべきか?


今回はIOT住宅について記事を書きました。
なぜこのチョイスかと言いますと、ちょうど自分の仕事にIOTの件が舞い込んで来たからです。
ただ残念な事に社内でも詳しい者はおらず、まさに勉強する必要があるので記事にしていきます。

IOTとは?スマートホーム(IOT住宅)とは?

最近、IOTやスマートホームと言った名前は各メディアなどで目に入る事が多いかと思います。
まさに最新住宅ってやつですね。

まずは名前から
IOTとはInternet of Thingsの略です。
要は"物"がインターネットに繋がるって事ですね。
つまりは今やネットに繋がるのが当たり前のTVなんかも立派なIOTです。
最新で言えば電動シャッターや窓のカギ開閉もネットに繋がるため
IOT化しております。

では次にスマートホーム(IOT住宅)についてですが、
『IOTを駆使して豊かな生活を送れる家』と私は認識しております。

ちなみに「スマートハウス」とは別です。スマートハウスの方が以前から
話題になっていましたが、省エネ指向のエネルギーの見える化をしたのが
スマートハウスになります。
IOT住宅ではエネルギーの見える化ができるツールも当然取り入れます
ので、スマートハウスも包括していると言えるはずです。


↑先にイメージをお伝えします


IOT住宅って何ができるの?

ざっくり言いますと、スマホ1台で家中のIOT機器を操作できます!
具体的には…
①照明のONOFF、エアコンのONOFFもスマホで操作可能
②照明パターンを記憶させ、アレクサなどのスマートスピーカーに
 「おはよう」等と声をかけると朝の照明パターンをONできる
③天気予報に連動してシャッターを閉める
④部屋に人が入ったら自動で照明ON 
⑤外出先からエアコンのON,OFF
⑥室内カメラでペットも外出先から確認可能
⑦起床時に自動でシャッターをOPEN
⑧玄関扉の鍵の施錠を外出中でもコントロール
⑨電力をどれだけ使った?等のエネルギーの見える化
その他今後発売されるIOT機器によっていろいろ…
(※LIXILのライフアシスト2を参考にしました)

↑画力は小学生です

便利そうでしょうか?
例えば朝起きてまず一番に行うシャッターの開閉ですが、
パジャマ姿のままご近所さんに『おはようございます!』なんて
経験ありますでしょうか?

スマホで開閉できるならばカーテンは閉めたままで良いですし、
ボタン一つで家中の電気とエアコンを朝モードにONできるのは
少し便利そうですよね。

スマートホームを建てるべきか?

ようやくここから本題です。
IOT住宅の話を聞いても、こんな疑問は浮かび上がりませんか?
『普通に購入した家電もスマホで操作できるのでは?』と。

そうなんです。
今や家電のIOT化は当たり前(スマート家電)になりつつありますので、
IOT住宅でできる事自体は非常に似ている、というかほぼ一緒
なのです。
具体的には⑦、⑧、⑨辺りが家電ではなく建材ですので家電では
補えませんが、他はスマート家電でも実現可能なのです。

えー、じゃあIOT住宅って、『最新家電をいっぱい使いましょう』って事?
と、当初がっかりしたのですが紐解くと大きく違う事がわかりました。


ポイント①:後付けか先付か

スマート家電やグーグルスピーカー等を買った場合、設定などが
大変そうなイメージはありませんでしょうか?
それに比べて最初から設計にIOT化を計画できるスマートホームは、
何かあった場合でもハウスメーカーや工務店、ホームデバイスのメーカーを頼ることができます。

引き渡し時に差し掛かってきますと、すべての家の建材をリンクする
サービスも恐らく施工会社が行ってくれますので、
自分自身で頑張る事なく、比較的気軽にスマートホームを
堪能することができます。

注意点としては、IOT化するための建材は当然それなりのお値段がします。照明から玄関の鍵、シャッターにエアコンに、お風呂の自動洗浄まで…
全てモリモリプランにしてしまえば当然オプションの建材の値段で
予算は跳ね上がってしまうでしょう。ある程度取捨選択をしっかりすることが重要です。

その点ですが、自分で頑張らなければいけない反面、必要な物を必要な分
だけ設置することのできるスマート家電はコスト面で一つ利点があります。


ポイント②:スマホ『1台』ですべてを管理できる

IOTを語るに欠かせない商品にホームデバイスと言うものがあります。
家中にあるIOT機器をひとまとめに繋ぎ、操作できるようにしてくれる、
司令塔のような役目をしてくれます。

アレクサとかグーグルスピーカーとかが良い例で、声をかけるだけで
いろんな機器を操作できますよね。
ただ、このホームデバイスですが、スピーカーであったり、リモコンで
あったりと様々な形があります。

IOT住宅ではルーターのような白い箱がメインのホームデバイスとなり、
そこから各IOT建材やグーグルスピーカーといったIOT家電と繋がる事が
でき、一台のスマホで全て管理することができます。
(LIXILのライフアシスト2、PanasonicのAiSEG2等)

そして1台で全てと言う点についてですが、操作する物の数によって便利さが変わってきます。
新築戸建てとアパートであれば、窓の数や照明の数、エアコンの数も段違いですよね?
アパートとやマンションの生活をIOT化するよりも、
戸建ての方が恩恵は大きいです。

家族でお出かけするときに、子供の準備にあたふたしながら各部屋の戸締りと電気を確認する…それが出発後の車の中からボタン一つですべて解決
もしくはスピーカーの「行ってきます!」と一声かければ全て電気が消え、窓のカギが閉まる。
考えると便利そうですね。

書いていて私も導入したくなりました。

さいごに

今回はざっくりスマートホームの概要だけ書きました。
正直、照明一つ取り上げただけでも非常に奥が深く、
各メーカーの違いなんかも様々です。

一度に紹介しきれないのでまたの機会に書きたいと思います。

読んでくださってありがとうございました。

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