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宇宙の摂理は「魂」にとって最もふさわしい人生を設定する、各惑星別の滞在特質


スピリチュアリティとはあくまで
調和的で現実的な生き方であり、
「地に足のついた文化」
それを感じさせてくれる存在の一つが
エコビレッジとスピリチュアル共同体として
国際的に知られるスコットランド北部に
あるフィンドホーンです。




この共同体はわずか「3名の男女」が
自然霊や内なるガイドのメッセージに
従って荒涼たる大地に植物の種を
植え始めたときからスタートし、
自給自足と霊的成長につながる暮らしを
続けた結果、徐々に各地から多様な人材が
集まってくるようになり、




世界に類を見ないスピリチュアルな
共同体をつくりあげ、その叡智を
数多くの人たちに分かち合っている
点にあります。
日本ではほとんど知られていない、
スピリチュアリティが社会に根づいている
国が南米のブラジルです。




ブラジルではスピリティスト
(エスピリタ)と呼ばれる霊性を重んじる
人たちが多く存在し、その数は
数十万、数百万とも言われています。




スピリティスムの主な内容は、
高級霊が語る霊界や輪廻の仕組み、
霊性を高める(霊的成長)ことの大切さや、
奉仕は霊性を高めるといった
スピリチュアルな教えです。




スピリティストがどんなことを
やっているかというと、
現地にあるヒーリングセンターで、
ミディアム(霊媒)を中心に降霊術を行ったり、
一般のボランティアの人たちとともに
霊的治療に携わっていて、それらはすべて
無料で行われています。



その人の人生にとって前世について
の情報を得ることが必要な場合、
「魂」がさまざまな形でその情報を
提供してくれます。
注意していないと見過ごしてしまう
ような場合が多いのですが、




パターンとしては、
偶然訪れた場所であるとか、
友人や知人との会話の中に
それが隠されていたり、
あるいはたまたまつけたテレビの
番組に現れていたり、
ふと手にした本のたまたま開いた
ページに出ていたりします。




私たちが敏感に冷静に観察していると、
そういったサインに気づくようになります。
しかも多くの場合、
たった1回起きるという程度ではなく、
いろいろなパターンのものが重なって
起きるのが一般的です。




転生占星術では「星占い」として
知るものとは全く質を異にしており、
人間の神秘性、崇高さを教えてくれる
重要なテーマです。




私たちが地球に何度も生まれ変わり、
その生まれ変わりを通して、魂として
成長する様子を説明するものですが、
それがもし事実なら、
地球に生まれ変わっていない間は、
どこにいるのか?
この間の「在り方」がいわゆる占星術と
深く関わっているのです。


私たちは死後、それまでの霊的成長に
応じて、また次回の転生に必要な
精神的特性を培うために、
太陽系の「霊的次元」に滞在します。
これは太陽系内のそれぞれの惑星が
魂の成長にとって必要な学びの場を
提供してくれるためです。




私たちがある人生から次の人生へ
転生する期間は人によって
かなり差がありますが、
現代に生きる私たちは平均すると
数十年から数百年の周期で生まれ変わって
いるようです。
ただし、これもかなり個人差があり、
地球に早く転生したいと願った人は、
死後わずか9ヶ月で生まれ変わっています。




この数十年から数百年の転生間に
私たちは平均して4つくらいの惑星に
滞在すると言われていて、
この仕組みを
「Interplanetary  Sojourn=転生間滞在」
と呼んでいます。
注意したいのはこの惑星滞在はあくまで
「霊的次元」を意味し、肉体をもって
各惑星で生活しているわけではない
ということです。



たとえば、
1876/10/7生まれの人は今回の人生では、
「木星、水星、天王星、金星」の各惑星と
「アルクトゥールスという恒星(ラテン語)」
の影響を受けていてこれらの天体に
滞在していたことを示唆しています。




アルクトゥールスという恒星の影響を
受けると言われる人は、多くの場合、
その魂が今回の人生をもって肉体への
輪廻転生を超えるほど成長したことを
意味するか、あるいはすでに肉体への
輪廻転生を超えていた魂が「使命」を
もって再び地上に転生してきたことを
暗示するものと考えられています。




生前から霊的世界に関する理解が深かった
人たちは霊的意識への目覚めが早く、
すみやかに次の段階へと進んでいくと
言われています。
転生間に私たちがどのような惑星に
滞在するかはそれまでの人生で
どのような生き方をしたか、また次の転生で
どのような精神的な特質を培う必要が
あるかによって決まってきます。




宇宙の摂理はその「魂」にとって
最もふさわしい人生を設定します。
たとえば今回の人生では異性関係と
惰性な生き方をした人の場合、
その人は金星の領域に滞在して
愛情について学び直すか、あるいは
土星の領域に滞在して忍耐と自制を
学ぶことが設定されるかもしれません。




肉体を離れて最初に向かう惑星は、
その直前の人生の内容を大きく反映し、
一方、
生まれ変わる直前に滞在していた惑星は、
その次の転生でどのような精神性を
発揮しようとしているかを強く反映します。




そうして惑星滞在によって次回の転生に
必要な精神的特性を充分に獲得すると
自分の次の人生にふさわしい環境を求めて
再誕の機会をうかがいます。
もちろんこれらが霊的成長という観点で
行われるために、この世的な感覚では
苦労の多いと思えるような人生であっても
あえてそこに飛び込むことを選択するのです。

両親から受け継ぐ遺伝的な特徴や
家庭環境、社会状況、両親との前世での
つながりを考慮に入れて、自分の必要に
最も見合う両親の下に生まれます。
死から再誕までの大まかな流れですが、
惑星滞在でどのような精神的特質を培うのか、
惑星ごとにご紹介していきたいと思います。



◎「水星」に滞在していた人

(+面に発揮される場合)
高度な知的能力、精神的能力、分析力、
思考力、陽気さ、数学的才能、機敏な反応、
秩序、他人の心を見抜く力、優れた記憶力
などに恵まれる。

(ー面に発揮される場合)
不正を許さない性質、批判力、
他人の欠点を見出す力、考えすぎ、
精神の不安定として現れる。

*水星は高度な知力を招く。
それは魂の発達を招くこともあれば、
利己的興味の満足に振り向けられる
こともある。
(高度の能力を持つ人々が多数転生して
いたアトランティス時代に生まれた一人)


◎「金星」に滞在していた人

(+面に発揮される場合)
優しさ、愛情、美しいものに対する鑑賞力、
友情、社交性、穏やかな言葉遣い、
芸術的才能、気さく、率直、愛される性格、
若々しさ、性的魅力などに恵まれる。

(ー面に発揮される場合)
惰性な性格、ルーズな異性関係、
肉欲的、官能的、無頓着などの弱点
として現れる。

*あまり楽しみのほうに向かいすぎて
霊的な生活をないがしろにするような
ことになれば、やはり破滅を招く。
霊的な面を動機として行動すれば、
有益な力となる。


◎「火星」に滞在していた人

(+面に発揮される場合)
エネルギッシュで情熱的、活動的、
自信に満ち、決断力などに恵まれる。

(ー面に発揮される場合)
激怒、憎しみ、口論、争い、敵意、
貪欲、暴力などの欠点として現れる。

*火と火器、また爆発的性格には
注意が必要である。
自分を愛の力に合わせ続けること。


◎「木星」に滞在していた人

(+面に発揮される場合)
誠実さ、広大な意識、寛容、平和主義、
優れた判断力、統率力、教師、
人の心をなごませる能力、
政治的手腕に恵まれる。

(ー面に発揮される場合)
誇大妄想、ホラ吹き、権力欲、
物質主義などとして現れる。

*木星からは人々の大きな集団との関係で
発揮されるユニークな人柄を伴った能力と
人や集団を上手にその方向に動かす傾向と
才能をもっている。
そこで指導者や教育者として
(人の苦しみを軽減させる意味で
それが好ましい)
大きな動きを支配する仕事が
その人の名を高め、自分に適した場所となる。
あるいは肉体の病を軽減するような
治療家になってもいい、このような衝動は
すべて木星の影響力からきていると
言われています。


◎「土星」に滞在していた人

(+面に発揮される場合)
忍耐、辛抱、持続力、変容などの
美徳に恵まれる。

(ー面に発揮される場合)
衝動的な行動、突発的な変化、
秘密主義、陰謀などの形で現れる。

*土星には性急な、または激しい
変化がある、土星の実体の忍耐と持久力、
全き真理と調和と聖霊への愛が
試される期間。


◎「天王星」に滞在していた人

(+面に発揮される場合)
非常に強い意志力を発揮する、
几帳面さ、整理整頓好き、直感力、
サイキック能力、オカルトに関する興味
に帰せられる。

(ー面に発揮される場合)
極端さ、強情、自己中心的、
わがまま、怒りなどで現れる。

*水星からの影響力が天王星の実態を
強めている。自分から見て人の行動が
几帳面さや率直さに欠けていると
叱りつけたくなる。


◎「海王星」に滞在していた人

(+面に発揮される場合)
芸術的傾向、霊能力、神秘主義傾向、
水に関する縁、人間の心を理解する能力、
人を思いやる性質などに恵まれる。

(ー面に発揮される場合)
オカルト的傾向が過度に強まったり、
感情の浮き沈みが激しくなったり
して現れる。

*霊的洞察力をこの世界で開発できる人、
この実体と接することによって
他の人々は益を受けることになる。
この世界でたくさんの人たちを育成する
ことに力を尽くす人。
「海王星の影響力」と「木星の影響力」と
「双子座の太陽光線」が加わって、
この実体に高貴な優れた力を与えている。


◎「冥王星」に滞在していた人

2006年から惑星から格下げになった
冥王星ですが、
冥王星の影響を受ける人はごく稀です。
それだけに冥王星から飛来
した人にとって地球での生活は
苦痛だと言えます。

冥王星は個人に影響を及ぼすよりも
社会全体や人類に対して影響を与える
もののようです。そしてその影響は今後、
ますます強くなってくるようです。

*冥王星は今、宇宙の中で地球周囲の
星系の中で起こりつつある進歩に
関係している。
今のところこの力は気づかれ出したばかりに
すぎないが、今後100年、200年の内には
人間の進歩の上に一大影響力を及ぼすように
なる。今は展開中であり、まだ定まっていない
影響力。


◎アルクトゥールスを通る人

太陽系の転生を修了した人々が通過する
領域の一つとしてごく稀に現れることがある。
アルクトゥールスはこの宇宙の中心と呼べる
星であり、魂はそこを通過するときに、
この太陽系に戻ってくるか他の星系に
移り住むかの選択が与えられる。

これは(太陽系を卒業する魂にとって)
ごく普通の進み方ではあるが、
(太陽系を卒業すること自体は)
稀なことである。

この星は太陽系から出ていく道であり
ドアの役割を果たしているが、
この実体は目的をもってそこから
今生へと戻ってきたということである。

この人は個人の普通の体験だけでなく、
地域、州、国家、国際的な政策の変化に
関係し、また今後関係することになる
たくさんの人々と何らかの形で関わりを持ち、
協力関係を作ることが予想される。

今生で大きく貢献することになる普遍的な、
より広大な意識の一部をなしているからである。


◎太陽・月にいた人

惑星滞在と同じ意味で太陽あるいは
月に滞在することは極めて稀です。
むしろ「太陽と月」はそれぞれ人間の
肉体面、精神面に影響を与える。

一般に太陽の影響が強い人は、
意志が強く、肉体的にもパワーがある。
人々の中心になって物事を推進するが、
独善的で自己中心的になる。

月の影響を受ける人は、
内向的で物事を深く考える傾向を持つ。
心が不安定になったり、感情的になったりする。


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