プライドも何もかも捨てて降参したとき、本当に大切なものが最もわかりやすい
いつもと視点を変えることで
ここ数日の間にいろんな気づきが
ありました、それと同時に
不思議な導きが起きています。
「すべては導かれている」
という言葉をよく聞きますが、
本当なのだと実感している次第です。
(人との出会い、体験する事象、
ネガティブな体験からの導きなど
※この導きは連鎖的に起こります)
自分の調子というのは、
実は「身体」の調子ということは、
脳の研究でだんだんわかってきています。
“自分の体の調子が頭を支配している”
と誰でも言いますが、それを
「心身」ともに健康というでしょう。
「心身」こう書くんですね。
ところが鎌倉時代くらいに遡ると
道元禅師は「身心」当時こう書いていて、
こちらの方が脳科学的には正しいそう。
つまり、自分の「体」の調子が
「頭」の調子を決めますから、
それこそ、居心地悪いところからは
立ち去れというふうにも言えますし、
江戸時代から多分
「心」が上にきたと思うんですね。
とくに都会が進んでくると
「頭」のいい人が上にきます。
「心」の方が上に来る。
皆さんも日常的に体験しているはずの
「心」とか「意識」というのは、
ある日一日にとってみれば
朝、いつの間にか目が覚め、戻る。
そして夜になると、
いつの間にか消える、寝るんですね。
”いつの間にか”というのは、
体の調子で出てきたり
引っ込んだりしています。
意識をなくすのは非常に簡単で
たとえば、
麻酔を注射すればいいのであって
体にそれをすれば、
まず意識はなくなります。
ところが意識が起きている間は、
自分が『主人公』だと思っている、
だから、
「自分はこう思ったからこうした」
と思っている、
これはよく知られていることですが、
実は逆で
「そうしちゃったから意識が逆にこう思った」
というふうに後付けなんですね。
つまり、
こう思ったから→こうした
(実は↓)
そうしたから→逆にこう思った
理屈は後付けということは
皆さんご存知だと思うんですね、
ものに理屈をつけるのは大抵言い訳
になります。
「脳」の方が先に動いているということは
実験でもある程度わかっているんですね。
たとえば、
水を飲もうと思ったときに
思ったから手が伸びたというのが
普通の意識のいうことでありますが、
実は手が伸びたから水を飲もうと思った
というのが本当なんですね。
思ったから→手が伸びた
(実は↓)
手が伸びたから→水を飲もうと思った
このあたりは脳科学では
ものすごく厄介なものらしく、
私は体験から意識というのは
少し嘘くさいところがあると
思っていますし、
きっと誰もが
実は
"やってから考えた"
のではないかなと思っています。
脳が行動を決定しており、
意識作用は幻想だ”とする
言説に事欠かないのですが、
実は、
ポジティブ思考やネガティブ思考と
いった性格分類は生き方の本質を
捉える上であまり意味を持ちません。
それらは表裏一体であり、
人間でいえばこの世に
男性と女性がいるようなもの。
大自然のしくみとして
もともと存在していますから、
良し悪しで判断できるものでは
ありません。
それでも私たちは思い通りに
物事が進まなければ、
ネガティブに考えてしまうのが
常だと思います。
気分も落ち込みやすくなりますが、
それはあなたの考え方や性格が
ネガティブだから悪いということでは
ありません。
ネガティブな考えとは
あなたが何かに気づくために
『必要なメッセージ』、
たとえば、
横断歩道を渡ろうとするとき
信号が青になっているか確認したり、
危険かどうか左右を見ますよね?
それは命にかかわることだからです。
危険を感じるということは
命を守る上でとても重要なことですよね。
つまり、
ネガティブのおかげで
あなたは今、生きています。
あなたにとってネガティブが
悪いものだと思っていたとしたら、
それは真実ではありません。
「本当の自分」で
生きられるようになると
ポジティブでもネガティブでも、
目の前で起こる出来事に対して
主観や感情を持ち込まず、
本来のありのままの姿をキャッチ
(直観)できるようになります。
別の言葉で言い換えれば
「人生を俯瞰する力を身につける」
俯瞰とは高いところから
全体を見渡す行為を指し、
自分の姿を最も高い場所から
眺めるようなイメージです。
人生を俯瞰する力を身につけると
まるでスクリーンに映しだされた
映画を観るかのように
「自分が主人公の人生のドラマ」を
楽しむことができるでしょう。
そしてそのストーリーは
これまで見たこともないような
完全完璧で美しく、
喜びに溢れた展開を見せるのです。
世の中にある映画作品はどの作品も
ストーリーは山あり谷あり、
波瀾万丈な展開が好まれるものですが、
あなたの人生ドラマもその例に漏れず、
信じられないくらい
ドラマチックな内容へと
変化していきます。
あなたの目の前で展開する現象は、
現実ではなく幻想です。
(スクリーンに映し出された
映画の一場面)
どんなに辛く苦しいものであっても
その苦しさはあなた自身にとって
どのような『メッセージ』を
発しているのかを知り、
経験のすべてを財産にできれば、
あらゆる状況を味わい尽くすことが
できるでしょう。
私の経験からいえることは、
八方塞がりで最悪と思える状況こそが
「本当の自分」と出会う最大の
チャンスだということです。
「もうダメだ」
「もう逃げ場がない」
「助けてほしい」と
プライドも何もかも捨てて降参したとき、
本当に大切なものが最もわかりやすいです。
その状況がものすごく幸運なのだと
わかります。
完全完璧な自分を発見した瞬間、
最悪だった運命が大逆転するからです。
目の前で起こる現象は
過去の記憶が作っていますから、
「心」さえ変われば、
あなたの運命は思いのままになる、
そういう導き(奇跡)は
わかりやすいサインで
少しずつ連鎖的にやってきます。
どんな小さな変化にも
注意を払っていてください、
必ず気づけると思います。
あなたをいつでも応援しています。
ありがとうございます。
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