ディレクターの必要性

一応自分はディレクターという立ち位置で仕事をしています。

このうえなく不適任だと思っている。

正直この微妙なポジション、存在価値がわからなくなります。

有能で優秀な人なら、いいんだろうけど、
自分みたいな無能がここにたった場合は地獄だと思う。

やるべき仕事範囲は多いものの、専門性がない。
周りはスペシャリストばかりで落ち込むばかり。

お客さんとのやりとりでガンガン前に進められるわけでもない。数字をとるような動きができる訳でもない。

ただ発生した案件をまわしているだけ。
なんなら忙しくて、自分のところで滞ることすらあるし、失敗することもある。

そうなったら、いよいよ私邪魔じゃない？
直接お客さんとデザイナーやエンジニアがやった方がよっぽど早くない？

伝書鳩以下がいることで、全員に迷惑かけてない？

そんな意識に苛まれることがよくあります。

いないよりはいた方がいくらかマシってレベルなのかもしれないなと。

存在価値を高めるために、何が出来ればいいんだろう。

営業もできない。
提案力もない。
ヒアリング力もない。
調整力も交渉力もない。
コミュニケーション力がない。
案件を上手く組みたてられない。
方向性も定められない。
自分でデザインもできない。
デザインの知識もセンスもない。
あがってきたデザインに適切なフィードバックができるわけでもない。
コーディングもできない。
システムに詳しい訳でもない。
撮影ができるわけでもない。
写真の構図の知識もない。
動画もつくれない。
シナリオもつくれない。
良いアイデアも出せない。
企画力もない。
サイトの分析もできない。
マーケティングの知識もない。
集客の知識も実績もない。

ないものしかない。
できることがひとつもない。

どう考えても向いてない。

1人で抱え込むばかりで上手く人に頼れない。
知識がないから丸投げのようになってしまう。
確認するべきことができていない。

こんな人間に制作を頼まれるデザイナーさんやエンジニアさん達が可哀想だとしか思えない。

正直、こんな奴一緒に仕事したくないですよね。

責任を果たせないゴミがいる理由ってなんですかね。まじで存在理由がない。

私程度の人間にできる仕事ってあるのかな。この世に。