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Far East Reggae Cruise 其の参

割引あり

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済州島

下船~目的地まで

本日は済州島に寄港する日。
この日は朝から天候が宜しくない感じで、所謂、曇天。
今にも雨が降りそうな状態で済州島に到着。
いよいよ下船しよかーとなって、部屋を出てデッキ5に行くとあらビックリ。下船希望者が既に列を成し、列がデッキ7?位まで折り返されているではないか…それを見るや否や、キャビンにカムバックを果たしたw
前情報で下船は2時間程時間を要す(他の船旅のツアー情報をようつべからパートナーが仕入れていた)とは聞いてたけど、今回もそうかと。
って事で、キャビンで”追い寝”を2時間程経て、並ぶ事無く下船。

13:30 済州島上陸。
シャトルバスめっちゃ並んではる…って事に加えてシャトルバスは往復15ドルだしで、”フリースタイル” でいく事に。
先ずは最寄りのバス停を探し、Google先生に導かれて30分弱のウォーキング。坂道が多く、いい運動になったw 
済州島の雰囲気としては、”離島の田舎”という印象。小金持ちの家は敷地が結構広く、門扉もデカい。一方でブッ壊れた原チャが放置されてたりもする。電動キックボードがその辺に、”乗り捨て”られてたのも印象的だった。日本だともう少し、端っことか決められた位置に乗り捨てると思おうが、本当に歩道の真ん中に放置されてたりする。

そんな感じで、済州島の雰囲気を感じつつ「CU」に到着。韓国の大手コンビニですわな。そこで所謂PASUMO的な交通系ICカードをゲトり、5000ウォンをチャージ。ほんで、道路挟んでCUの向かい側にある江河農協前(多分、日本語で書くとこうなる)で待つこと30分。
感動したのは、バス停にモニターがあって、そのバス停までにあとどれ位のバス停を通過するか、時間含めて表示してくれる点。しかも、言語もマルチに対応しており、当然日本語でも見れた。日本もこうなるといーなーと思いつつも、中々そこまで儲かってるバス会社もなーと。

そして、やっとバスが来たので乗り込む!が、どうもその辺の走ってるバスとは雰囲気が異なる。パートナーが先に乗り込み、後続のオイラが乗り込むと運ちゃんに捕まる…(見た目か?怪しいのか?)。意味が判らずポカーンとしてると、「オディガ(どこ行くの)?」の単語で理解。
昔、カナダのトロントで色々単語教えてくれたKorean Friends マジあざ!
って思いつつ、行先を伝えて無事着席。どうやら、Air Port ライナーだったらしく、身軽な我々を見て気遣ってくれたんだとと思う。運ちゃん有難う。

目的地=サムギョプサル

バスに揺られること20分弱。目的地の近くのバス停に到着。
暫く歩いて目的地である、サムギョプサルが美味しいと噂の店を目指す。
道中に市場があり、クルーザー達と勝手に合流w FBのJUN君もお買い物中やん~っと歩いてたら、なんと目的の店が臨時休業的なあれで閉まってますやん…「MM/DD~MM/DDで休み」とガラスに紙が貼られており、撃沈。。。

って事で、クルーザーズも沢山行ってた店でサムギョプサルを頂く事に。過去に韓国来た時、トロントでサムギョプサル食べてた時も”網”ではなく、”プレート”で焼いてたのに、その店では網で焼くんだーと意外な発見。
プレートだとニンニクも一緒に焼いて、サンチュ+肉味噌と一緒に食べるんやけど、ここは生ニンニクスタイル。これも悪くない。
肉味噌の味がちょっと薄目やったけど、多めにトッピングする事でリカバれたし、塩で行くのも結構良かった。

オーダーは、瓶ビール2本+サムギョプサルと肩ロースのセット+白飯1で会計は71000ウォン。まぁこんなもんでしょうな、と思いつつ、相方が全然肉食いよらへんから、600g中500gは食って腹パンで退店。
(以下の写真を送ってくれたので腹パンの件は不問に処す&有難う)

おビール飲み比べ
サムギョプサルと肩ロース(脂祭りw)
パンチャン(おかわり可能なおかず)
パンチャン(おかわりゾーン)

相方の土産を探しに、GS巡り+CU巡り(これは地味に他のクルーザーズも味わった事だろう。特に旦那陣、彼氏陣はパートナーに振り回された事間違いなしかとw)。
日本だと同じ店なら扱ってる商品は一緒なので、ここなかったらこっちも無いって話やけど、韓国は勝手が違う。困ったことに店によって置いてる商品が違う。という事は、店の数だけ目当てのブツが無ければ付き合わされるって事な訳よ。
レゲエなら同じ「JOY RIDE」のオケに誰が乗ろうと大して興味ない癖に、店名同じでもそこは行くんかい!って話やわな(はい、ここGun Fingerあがるとこ。Pow Pow !!)。
まぁ、そこは折れるしか選択肢がないので付き合いつつ19時までに船に戻らないとやったかな?なので、一通り見終わってから帰る事に。

事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!?

だが、ここで事件が発生する。
発想として、来る時に降りたバス停の向かいのバス停から同じ番号のバスに乗れば、懐かしき「江河農協前」に帰れる訳だ。
当然そのプランで戻る(特にオチないから詳細は省くが、言わずもがなで道中にGS・CUは何回か寄ってます)。

で、バス停まで歩いてると"600"のバスがブーンと走っていく。「あ”~!!!」と奇声を発し、バス停の場所も分からないのに走り出す相方(寄行種…w)。こっちは腹パンパンな状況で、走らされる羽目に…「そもそもバス停の位置分かってへんのに何処まで走る気やねん!と」案の定、バス停は目視出来る位置になく、バスは憮然と走っていく。
やっと自覚したようで、バス行ってしまった…と。この時点で時間的にバス乗るならラスト1本がチャンスとなる。次がなければ、タクらないと時間的に厳しい事になる。因みに、もし乗船時間までに戻れないと、済州島に放って行かれます~w 
余談ですが、Day 2 はSound Clash でTeam World のdub に協力した、RexxxとZendaman はSami 氏に済州島に下ろしてく宣言されてましたねw

いよいよバス停について、次の時間を確認。大丈夫、時間的にはもう1本ある。そして何より我らには「江河農協前」で感動を与えてくれた、あのモニターがある、と思っていた。思っていたんだよ。モニターに触れる。…反応がない。「へっ?」もっかい触る。おいおいおい、もっと触れば良いのか?北斗百裂拳バリに触れ…反応ない…えぇ、〇亡フラグが立ちましたよ。
でも、大丈夫。空を見上げても〇兆星は見えてな…もう北斗ネタはいいかw
つまり、ここに来て、バスがいつ来るか分からない状況になったのである。

詳細を書くと、さっき走っていったバスは定刻より早い時間で運行されていたと思われる。但し、この時点では定刻より早かったのか、遅かったのかは分からない(その前の便が定刻より遅い)。って事は、次のバスが定刻通り来る可能性は低そうと判断した。
これはヤバい…と通常なら感じるだろうが、こちとらトロントや、海外研修でメンタルは鍛わってる。Tune fi Tune で追い込まれた状況宜しくで、焦ったら負けだと。

って事で、待っててバスが来ないリスクより、タクを探して帰る選択肢をチョイス(ワタクシの独断ね)。元来た道を戻り、市場の方まで戻っていく。その道中で、600番の乗りたかったバスが我らの横を通過…この時に言わなきゃ良いのに、「バス停で待ってたら乗れたのに~」と言われる訳ですよ。
そんなもん結果論やんけ、待ちぼうけかまして、バス来てなかったらどないすんねん、と心の中でリトル本田(本田ではない)と愚痴り合い、自分を落ち着かせる。
ここで揉めたら、あと数日がマジで面倒いからw
この心境はクルーザーズ全員に当てはまるだろうw
男女関係なく、折角旅行に来てる訳で、揉めたら終わりだとw
まぁそこは「大人」なんで、黙々とタクシーを探す。

したら、幸運な事に目の前に先客が下りたてのタクシーが…有難き幸せ…
因みにこの時点でタクシー探して10分位は歩き回ってるので、相方はまぁまぁ焦ってますw やっと捕まえた…。だが、安心するのはまだ早い。
トイレを我慢して、我慢して、漏れる限界まで我慢して、やっと出来る!
と思ったら鍵掛かってるやんバリに、タクシーの運ちゃんが英語喋れないってのは日常ちゃはんじである。
今回も”漏れなく”(トイレ被せw)、英語が通じないw 
ですよね~と覚悟してたので、あれやこれやと単語を吐き出し「クルーズ」の一言でMake sense。無事に港までいく事が出来る。
と、相方は安心してた事だろう。しかし、ここに来ても吾輩はまだ気を抜かない。Google のGPSで現在地をチェックし続け、別の場所に行ったりしないかをギリギリまで監視w

そして、我らがMSCベリッシマ a.k.a ”動くイオンモール” (動くイオンモール発言してたチョコプラ松〇氏乗らないんかな~とふと思い出すw)が見えたので、ここでやっと安心。無事に乗船してキャビンでリラックス~。
と、まぁ長々と事件の顛末を書いた訳だが、今回のメインはこの済州島ではないw
あくまでもメインは船長とその息子(F.Mcreger&Chino)及びAll White Party なので、晩飯シバイいて備える。

Big Ship Family Step Out !!!

緊急アナウンス

19:00 いよいよBig Shipのパフォーマンス
と行きたい所なのだが、時は遡る事、12:30頃。
Simon 氏から船内に重要なアナウンスがされていた。
今夜の天候が荒れる可能性が高く、デッキ15での開放的なライブパフォーマンスが難しいと。よって、予めパンフにも記載されていた通り、デッキ6はロンドンシアターにて、室内でのライブパフォーマンスに変更すると。

13時からMSC For Meにて予約を開始するので、1部はBig Ship、2部は日本勢という形で、どちらか一方しか予約できない形にするので、皆予約して欲しいと。その後、13時になってないのにMSC For Me で予約可能な通知が来るも、エラーにより全然予約が出来ない…おいおい、大丈夫か…と不安を感じつつ、元々アナウンスされていた13時になると無事に予約が出来た。何とか1部をGet 出来、安心して済州島に行っていたのだ。故に済州島に上陸したのが13:30頃だった訳です、はい。

Chino Step Out !!!

そんな経緯がありつつの、Big Ship のパフォーム開始。先ずはChino。
多分妹って言ってたと思うんやけど、コーラスのメンバーとして妹さんを連れてきていて、いい声出されてましたね!コーラス2人の内、もう一人も女性でJanet kay のLovin’u を歌い出した時には会場鬼Buss でしたね~

そして、数曲(多分、5曲位かな)パフォームした後に、待ってました「From Morning」!!!これよこれ。Chinoつったらこれ。
From mawning we a hustle and put we all in 
When we work we nuh pree no stallin
From mawning yeah
A so we stay we never ever change (never ever change)
We never ever change (never ever change) noohoohoo

船長まではウォームアップかな~って思ってた(失礼なw)Raggamuffin も相当数持っていかれたんじゃないでしょうかw やっぱ生ってこういう事あるんすよね~。予想を超えて来るってやつ。そんなこんなでバイブスは充分に仕上がってる状態で、いよいよ本丸は船長の登場!!!

だがしかーし。何やら椅子が置かれている…Chino のパフォーマンスの時からずっと置かれてたんやけど、使われることもなく置いてある…まさか…。
正直、船長の情報は一切収集してなかったし、不安がよぎる。
結果、車椅子で船長が登場。後々、Simon 氏が言及してたんやけど、脳梗塞を患い、半身不随の状態との事。そんな最中でのパフォーマンス。もう生で"二度と”観れない可能性が非常に高い。もっかい書きますよ。もう”二度と”観れない可能性が非常に高い!これは心して浸らねば…
心の準備出来ました?いきますよ??逝きますよ~!!!

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