戦国タイムスリップ〜7話〜

小松姫 そなたの兄弟となる者を6人紹介しよう。

稲穂 え、あはい。
𓈒𓂂𓏸ってあれ、史実では5人じゃなかったっけ?
     まあ、いっか。

小松姫 どうした?

稲穂 いえ、なんでもありませぬ。

小松姫 そうか。では、呼ぶとしよう。入ってきてくれ。

6人の子供達 はい。

ガラガラ(戸が開く)

小松姫 皆、紹介しよう。この者は稲穂じゃ。今日からそなた達の姉妹となる。

稲穂 稲穂にございます。六つです。慣れぬことばかりですが、よろしくお願いいたします。

春 まあ、この方が私の妹なのですね。

華 春姉様、私の妹でもありますよ。

麻 この方が私の妹!

小松姫 同い年ゆえ、より仲良くするのだぞ。

麻 はい!もちろんです!

人 麻。騒ぎすぎるでないぞ。

麻 はーい。人兄様。

愛 私の姉君がもう1人!

言 私は1番下……

小松姫 こ、これ!皆、そなに騒ぐでない!すまぬな、稲穂。

稲穂 いえ、私、皆さんの家族になれてとても嬉しいです。

小松姫 そうか……

稲穂 でも、皆さんの名が知りたくて……

人 では、私から。私は長男の人(じん)。数えで九つです。

春 私は長女の春です。八つです。

華 次女の華。七つよ。

麻 三女の麻!あなたと同じ六つ!

愛 四女、愛。五つです。

言 次男、言(こと)。四つ。

稲穂 ありがとうございます。
人兄様、春姉様、華姉様、麻姫、愛姫、言殿、よろしくお願いいたします!

〜8話へ続く〜

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