リハビリ 文献まとめ

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回復期入院患者の歩行獲得に関連する要因の検討:決定木分析を用いたアプローチ

はじめに 回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期)において、患者の歩行獲得は、在宅復帰や社会復帰に向けて重要な課題である。しかし、歩行獲得に関わる要因は複雑であり、個々の患者に合わせた予測が困難である。 本研究の目的 本研究では、決定木分析を用いて、回復期入院患者の歩行獲得に関連する要因を検討し、歩行獲得の可否を予測するモデルを構築することを目的とした。 方法 2020年4月1日から2021年1月22日までに当院回復期に入院し、退院した患者86名を対象とした。対

    • 【保存療法でOK!】8週間でばね指を撃退!簡単運動と自宅固定で根本改善!

      ばね指ってどんな病気? 指の付け根の腱が炎症を起こし、指を曲げ伸ばす時に引っかかりや痛みを感じる。 女性に多く、家事などの日常生活にも支障をきたす。 今までの治療法は? ステロイド注射:痛みや炎症を抑えるが、繰り返し行うと腱が弱くなる可能性がある。 装具療法:指を固定して安静を保つ。家事などの日常生活に制限が出る。 手術:腱鞘を切除する。根本的な解決になるが、手術後の痛みやリハビリテーションが必要となる。 今回紹介する新しい治療法 **運動療法:**FDP(

      • 上肢帯の構造と機能

        肩の動き:骨と筋肉が力を合わせて腕を動かす!肩の骨格 肩甲骨:まるで土台!上腕骨を支える重要な骨。 上腕骨:腕を構成する骨。肩甲骨と繋がって動く。 鎖骨:胸骨と肩甲骨を繋ぐ、橋のような骨。 胸郭:肋骨と胸骨でできた、籠のような構造。 肩の関節 肩甲上腕関節:肩の最も重要な関節!腕を色々な方向に動かせる。 肩鎖関節:鎖骨と肩甲骨を繋ぎ、肩甲骨の位置を安定させる。 胸鎖関節:鎖骨と胸骨を繋ぎ、肩甲骨を支える。 肩の筋肉 僧帽筋:肩甲骨を色々な方向に動かす筋肉。

      回復期入院患者の歩行獲得に関連する要因の検討:決定木分析を用いたアプローチ