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夏休みの過ごし方

 明日からいよいよ夏休みです。楽しみにしていることがたくさんある人、楽しい夏期講習が始まる人、これから何をするか考える人、いろいろな人がいると思います。長い短いの違いはあっても、学校に通う日より自由な時間が増えると思います。みなさんは、「自分のためになること」「人の役に立つこと」を考えてこのクラスで学校生活を送ってきました。そんな君達には、時間の使い方を考えて楽しい夏休みを過ごして欲しいと思います。人間が過ごす時間は大きく分けて4つあると考えています。
①寝る、歯磨きをする、顔を洗うなど何も考えずに習慣化している時間(ルーチンワーク)
②好きとか楽しいなどの理由で自分から進んで費やす時間
③やらなければならないことをする時間
④今やらなくてもいいことをする時間
②から④を「自分のためになる時間」として具体的にどんなことをしているかを考えてみましょう。②は多くの人を見ているとタイピング練習をしたり、会社活動をしたりしていると思います。③は期限が決まっている計算、漢字ドリルです。④は予習、復習、テスト勉強です。④はやらなくても、誰にも怒られません。でも④はとても厄介者です。ずっとやらないままでいると、そのうち③に変わっていくのです。例えば、テストの点数が悪くなっていったら、お家の人に塾に入るように言われるかもしれません。勉強に限らず、自分の部屋や机の上はどうなっているでしょう。今、片付ける必要はないかもしれません。でもそのままずっと放っておくとお家の人に「片付けなさい!」と言われて、せっかく楽しく過ごしていた②の時間が片付けるという③の時間に変わってしまいます。散らかったものの中から必要なものを探すという無駄な時間を過ごすことになるかもしれません。
 夏休みは時間が多くあります。ぜひ「今やらなくてもよいことを多くやる」ことを意識してみてください。「つまらなそう」と決めつけずに少しだけやってみましょう。「難しそう」と決めつけずにちょっとだけ挑戦してみましょう。点数が取れなかった単元の復習をしてみましょう。難しそうな単元の予習をしてみましょう。俺も夏休みにできた時間に今やらなくてもいいことをたくさんやってみようと思います。そして、夏休み明けみんな成長した姿で会える日を楽しみにしています。

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