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アロマセラピー基礎講座 レッスン3 テキスト続き(皮膚学)


しみや吹き出物が出来る箇所により、体からのサインもチェックしてみましょう(動画でもご確認下さい)



[小じわ]
一番の原因は(水分不足)です。果物でも野菜でも水分がなくなるとしわしわになりますよね。人間の体では、(新陳代謝)が低下し、発汗量が不足すると表皮に水分が供給できません。また、(日焼け)が原因で真皮の弾力がなくなることでも小じわはできます。小じわ対策としては、(ビタミンCやE)を摂取したり、新陳代謝を促すように入浴はもちろん、定期的に(運動)をすると良いでしょう。

[肌荒れ]
私たちの体を作っているのは、私たちが食べている食物です。栄養に偏りがあったり摂取する量が少なかったらどうなるでしょう。体は、体の機能として最も大事な器官(脳、心臓、その他臓器)から栄養を供給していくでしょう。こうなれば(髪の毛、爪、皮膚)には栄養が供給されにくくなるのではないでしょうか。こんな理由から、ダイエットでのトラブルにも肌荒れがあがってきています。新陳代謝が低下して表皮がスムーズに作られないのかもしれません。肌荒れ対策としては、栄養に偏りのない十分な食事を取ることがあげられます。とくに肌の美しさを保つ為には、ピタミンB2が必要です。ピタミンB2を豊富に含む食品に(うなぎ、レバー、のり、干し椎茸、卵、チーズ)などがあります。
また、入浴や運動で新陳代謝を盛んにしましょう。

[にきびや吹き出物]
皮脂の分泌過多、皮膚の表面が不清潔、また内蔵の各器官の機能低下によるもの、脂っぽい物や添加物の取り過ぎが原因として考えられす。また(ホルモン)のバランスが崩れていることも、考えられます。これは、気持ちが不安定だったりイライラしたりという精神的なことにもよります。にきびや吹き出物の対策としては(脂肪分)の少ない食事を心がけ、規則正しい生活をしホルモンのバランスを崩さないことがあげられています。

[しみ・そばかす]
紫外線を多く浴びると、真皮を守る為に(メラニン色素)が多くなりしみやそばかすが出来やすくなります。メラニンを含む細胞は表皮の基底層ですから4週間すると垢になり剥がれ落ちます。この場合は代謝を良くすれば、改善されるでしょう。また紫外線以外の原因としては(内臓疾患)などが挙げられます。しみやそばかすができる部位によって機能が低下している器官がわかります。

[くすみ]
古い角質がいつまでも剥がれ落ちないと、肌に透明感がなくなり、厚ぼったくもたついた感じになります。これは皮膚の(新陳代謝)が原因で、年齢が進むと起こりやすい現象です。若い方でも無理なダイエットで栄養が不足し、代謝が衰えればくすみは起こります。(マッサージ)や(入浴)などで新陳代謝を高めましょう。

[たるみ]
細胞や弾性繊維(真皮にある弾力性のある繊維)の衰えや、ホルモンの分泌量の低下が原因と考えられます。バランスの取れた栄養を摂り、体に活力を蘇らせましょう。無理なダイエットは避けた方が良いでしょう。パックやマッサージで細胞に活力を与えるのも良いでしょう。

今まで見てきたように肌のトラブルには、新陳代謝の低下やホルモンのアンバランスなど、アロマセラピーのケアが得意としているケースが多く含まれます。ただ顔をパックやマッサージすのではなく、体調と肌の関係を観察し、ブレンドする精油にもこだわってみたいものです。

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