別室登校娘の頑張り

「え？ちょっと無理かもしれん」
朝車で送って来て、もう学校に着きそうな時、外を見て娘は言った。

今日は卒業式。全校生徒登校日。
卒業式だから通常の時間通りの登校となる。

当然ながら他の生徒がわらわらいる中、登校するのに勇気がいるだろう。
他に車で送っている家もあるので「車」という特別感は薄れるものの、いつも遅い時間に行って早く帰る娘にはハードルが高い。

「どうする？一回離れてまた来る？」
助手席に問いかけるも返事はない。

悩んでる内に駐車場に着いてしまった。
ドアロックを外す音が聞こえても、なかなか降りられない娘。

【このまま帰る？】

その言葉が喉まで出かけた時、娘はドアを開けた。



昼、帰ってきて１番に
「ずっと教室にいたんやよ！」
と自慢気に主張してきた。

「え？頑張ったじゃん」と私。

いやもぅ
めっちゃ褒めるべきなのか
サラッと頑張ったねと声を掛けるのか
「お、そうか」とさらにアッサリ流すのか
対応がわからん＿|￣|○

一瞬の逡巡の後に少しサラッと頑張ったねって声掛けを選んだんだけど。

良かったのかな？

今もって家での態度は普通に見えるけど。
さっきも一緒にUNOしてたし。

因みに、ずっと教室だった理由はおそらく別室教室の通信環境。
教室で、卒業式のリアルタイム配信を見ていたそう。

うん……まぁ……いいや。

まぁ、教室に入るきっかけにはなった。
それが良いか悪いかなんて、ずっと先にならないとわからない。

娘が帰ったらサプライズ🎁
くま工場長と、とかげ？のぬいぐるみがお出迎え。
安売りになってたのをお迎えしちゃった✨
いやぁ、映画見たら、売れ残ってるくま工場長が寂しそうでつい………
とかげ？は娘の１番お気に入りのキャラだし。

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その他、中学生の娘に関するnoteはこちらに纏めてます。

娘に関する備忘録｜波｜note

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