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【ヘアドネーション】を知っていますか?

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションは、様々な理由で頭髪に悩みがある子どもたちに対して、寄付いただいた髪の毛を用いてウィッグを製作し、無償提供までを行う活動のことです。

JHD&Cでは、寄付された髪だけを使用して作った医療用ウィッグを、頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに無償提供しています。

JHD&C HPより

なにがきっかけで知ったのかは覚えていないけれど、ヘアドネーションという言葉を聞いたその時に頭に浮かんだ風景は覚えている。

次女(現中2ちゃん)が大きめの病院で手術を受けた時
(この話もいつか書こうとは思っている)
小児病棟にいた子供。
看護師さんとも慣れている様で、
チラッと見えたその頭には帽子が見えた。
同室だがしっかり区切られていて、まだ次女も小さかったのでその子や家族との交流はなかった。
こちらも、二泊だったのでそこまで介入する気もなかった。

「寄付された髪の毛でウィッグを」
という言葉に、その子供が思い浮かんだ。

ある日、次女に聞いてみた。
「その髪の毛、切る時は寄付してみようか」
聞き返した次女に説明すると
「いいんじゃない?捨てられるだけよりかは、使い道があるのなら」
というドライな返事が返ってきた。

いつか髪を切ろう


と思っていた中学1年生の夏頃

そう、話を持ち出した頃は不登校になったばかりの頃。

美容院に行く気力もなかっただろう。
私としても“いつか”の話で良かったのだ。

“いつか”を考えてくれるのなら、それで良かった。


だから、これは誉れ高い善意の話ではない。

私が、次女をなんとか繋ぎとめたくて。
あなたも、ちゃんとこの世界の一員なのだとわかって欲しくて提案した話なのだ。


「お母さん、髪切りたい」

中学1年生が終わり、春休みに入ったタイミングでそう告げられた。
「もう結構長いよね」
自慢げに話す次女の声は、春への意気込みを表しているみたいだった。

切る前 腰まで届く長さ

近くの美容院で、且つ、店のHP上に記載のある店舗を見つけて連絡した。
その美容院はもう何件も扱った事があるらしく、当日行くと、慣れた様子で次女の髪を切りだした。

美容師さんもノリノリで写真映えを提供してくれる

切り終わると袋にいれてくれて、ドナーシートと共に渡された。
髪の毛の寄付の郵送は、大体が自ら行う方式です。

「髪の毛を前に掲げると、長さの迫力が増すんだよ」と美容師さんに教えて貰うw
カービィ登場


手に持ったら結構な重量感だったので、家に帰って重さを量ってみた。

やっぱり髪の毛って重いんだな


髪の毛を切った次女はとても明るく見えて。
2年からの生活への希望を少し感じている。


因みに、ヘアドネーションの活動を行っている団体はいくつかある。
きちんとどこかの団体に所属している所を探して、事前に美容院への連絡をお願いします。
提供する髪の毛の長さが31センチ以上となっているので、中々できる人は限られてくるけれど……

今回お世話になった美容院はJHD&Cの賛同サロンとなっています。

JHD&C
Japan Hair Donation & Charity


次女に関するnoteはこちらにも

家族の話はこちらに

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