マガジンのカバー画像

キタダ授業記録集

14
三重の中学校教員です。これまでの授業実践の中で、自分にとって忘れがたいものをまとめていきます。何年後かに再会したとき、卒業生が授業の内容を覚えてくれているときがありますが、うれし…
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

キタダ授業記録集 2

キタダ授業記録集 2

「かなしみをかかえる人のための短歌」の授業。

子どもたちがいつもの授業とはすこしちがう目をしてた、気がした。

最初にこんな話をした・・・、

「文学ってなに? って娘に聞かれたお母さんが」
(まず、これはすごい母子の会話だよ)

「娘にこう答えた、
『文学というのは、ふだんは人に言えないことを書くものなのよ』」

人はみな悲しみの器。という一首もある。岡野弘彦さんのだ。

人はみな悲しみの器。

もっとみる