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事業説明③:ラボル

こんにちは、セレスIR 担当です。今回は、セレス100%子会社の株式会社ラボルについてです。「ラボル」は、フリーランスや個人事業主向けに資金繰りを支援するサービスである「請求書買取りファクタリングサービス labol (ラボル) 」と「labol (ラボル) カード払い」の2種類を提供しています。

フリーランスや個人事業主の方が企業と取引をした場合、入金までに時間を要することが多いため、売上や利益が出ていても資金繰りで困ることが多々あります。
ラボルの「請求書買取りファクタリングサービス」は、フリーランスや個人事業主の方が企業に送る請求書をラボルが審査し、問題なければ企業の支払期日よりも先にフリーランスや個人事業主の方に入金し、資金繰りを支援します。

ラボルのファクタリングサービスは、独自に開発したAIを活用し、機械学習によって、請求書の買い取り可否を正確かつ即座に判定することができます。これにより、会員登録から入金完了までを完全オンラインで行うことができ、最短60分で資金調達が可能です。

このサービスについて、投資家の方からは貸し倒れリスクについてご質問をいただきます。しかし、「labol (ラボル) 」では、AIを活用した審査の精度を着実に向上させています。また、請求書の買い取りは基本的に個人の方を対象としており、それぞれの買い取り金額は少額で、これを積み重ねておりますので、大きな貸し倒れリスクはとても限定的です。

もう1つのサービスである「labol (ラボル) カード払い」は、クレジットカード決済を行いたい事業者と、クレジットカード決済を受け付けていない取引先(カード非加盟店)の橋渡しを行う金融サービスです。
これまでクレジットカードで支払えなかった経費を手持ちのクレジットカードで決済することで、引き落とし日までキャッシュアウトを遅らせることができ、資金繰りをサポートします。
クレジットカードの支払いサイクルにより異なりますが、最大 60 日間におよぶ支払いの先延ばしが可能となります。

これまで「labol (ラボル) カード払い」は、フリーランスや個人事業主、中小企業向けのサービスでしたが、2023年9月19日にリリースしました通り、フリーランス向けのみならず、大企業向けにもサービスを実施することとなりました。
2023年9月19日 リリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3696/tdnet/2338068/00.pdf


「ラボル」の資金繰り支援のイメージ

2022年12月期 決算説明資料 P.50 より

これら2つのサービスにより「ラボル」では入金側と支払い側の両面からフリーランスや個人事業主の方への資金繰りサポートが可能になりました。
「ラボル」はこれらのサービスを通じてフリーランスや個人事業主の方の資金繰りを支援することで、ビジネスのスピードアップに貢献できると考えています。

フリーランスの経済規模は23.8兆円※あると言われており、資金繰り支援に対する需要は小さくとないと考えております。
(※【ランサーズ】新・フリーランス実態調査 2021-2022年版より)

「ラボル」単独での売上の数値は開示しておりませんが、フィナンシャルサービス事業に分類しています。

今回は以上です。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
また次回もよろしくお願いいたします!


■ 決算関連資料のリンク


■ セレスの事業についての動画

ひねけんさんの動画
今年6月に公認会計士ひねけんさんの株式投資チャンネルでセレス事業についてご解説いただいた動画です。30分の動画ですが、再生位置を選んで視聴することもできます。ぜひご参考になさってください!

■ セレスIRサイト
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■ セレスサステナビリティサイト
https://ceres-inc.jp/csr/

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