学校に行かないこどもたちは勉強嫌い?
先日長男が頂いてきた本。
『宿題ひきうけ株式会社』
ママこれすごくおもしろい!と一気読み。
話の概要を聞くと、
(時代背景はともかく)
なるほど、長男が食いつきそうな
社会派で哲学的な内容。
絵本で親しみのある
長野ヒデ子さんの挿し絵入り。
そこからふと思い出した。
数ヶ月前にとあるNPO団体の
活動視察にいったとき。
好奇心が「強すぎる」こどもたちの
探究活動をサポートされている団体で、
当日はこどもたちの研究発表会。
そこに取材にきた新聞記者が
こう発言した。
「いやぁ、びっくりしました!
学校に行かないこどもたちは
勉強嫌いだと思っていたのに、
ここの子たちはみんな楽しそうに
活動していたので。」
その方のいう「お勉強」が何を
意味しているのか、
面倒なので擦り合わせはしなかった。
◆「なぜ勉強しないといけないのか」
◆「なぜ学ぶのか」
◆「本当に子どもは学ぶ意欲を失ったのか」
ということを、大人と子どもが共に
問い続ける姿勢が大切なんじゃ、
ないかな。
そんな今日は小学校の卒業式。
「やっぱり行きたくない」という
子どもと一緒に、学校に置いてある
荷物だけを受け取りに。
沢山のお友だちが駆け寄り
声をかけてくれるけど、
早くこの場を去りたくて仕方が
なさそうな長男(笑)
親心は複雑だけど、きっとそれ以上に
複雑なおもいをしている長男。
みんなありがとうね。
みんなと遊ぶのは好きだけど
学校そのものが苦手なんだ。
この本の感想の最後に
長男がこんなことを話してくれた。
「このお話にはねぇ、学校を変えていかなきゃっておもっている先生が出てくるんだよ。ほんとうの学校にもそういう先生が居れば、ぼくもうちょっとがんばれるのになー。」
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