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【アート日記】 佐川美術館 「ガウディ&サグラダ・ファミリア展」「吉左衛門X浦上玉堂×樂直入」へ行く


私の「かかりつけ美術館」である佐川美術館へ行きました。
昨日「ガウディ&サグラダ・ファミリア展」が始まり、「待ってました」と言わんばかりに・・・。


佐川美術館は、その建築物と周囲の風景が素晴らしく、その日の天気や時間によってもいろいろな様子に変化します。
これまで天気のよい昼前後の時間帯を選んで行っていました。

今日は、混む時間帯を避け遅めの時間帯に出かけ、天気は曇り。
しかし、発見がありました。
曇りの日は曇りなりの風景が素敵でした。

木の葉の色が秋色になってきました。季節によっても風景が変わります。


空と美術館の建物、水庭が灰色で連なり、グラデーションになり、いろいろな灰色の表情が見られたのです。
「これもまたよいものだなあ〜」と灰色の風景に浸りました。



「ガウディ&サグラダ・ファミリア展」は、建築家としてのガウディの熱意が伝わるものでした。


入り口には大きな模型がありました


サグラダ・ファミリアは行ってみたいけどおそらく行かないだろうなという場所の一つ。
「いったいどうなってるの?」と、その構造に関心を持っていました。
模型や設計図、試しに作った石膏像などを見て、その複雑さに再度驚きました。
紐におもりを吊して建築物の形を考える手法には驚きました。
ガウディはいろんなことができる、レオナルドダヴィンチに似ているなあとも思いました。

ガウディもサグラダ・ファミリアもとてもかっこよかったな。


「吉左衛門X浦上玉堂×樂直入」も待ちに待った展示でした。


お茶碗が全て2023年製作とあり、作りたてのホヤホヤ。
浦上玉堂の日本画からインスピレーションを得て作られたものばかりで、「茶碗のこの部分は絵のここの雰囲気が出ているな」などと見比べるのも面白かったです。

この展示は1〜3期があり、一部展示替があるそうで、それもまた楽しみです。


今日は、遅い時間に行ったので、平山郁夫さんや佐藤忠良さんの展示を見ることができませんでした。
それでも大満足。
作品と交流できたといいますか、芸術の空気の中にどっぷり浸かることができ、心が洗われたといいますか、よい時間を過ごしました。


文字通り「かかりつけ美術館」の佐川美術館にまた行きます。



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