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【読書日記】 「機嫌のデザイン」を読んでご機嫌になった

タイトルを見て無性に読みたくなりました。
サブタイトルに「まわりに左右されないシンプルな考え方」とあります。
私がめざしているものに似ているようだ、もっとヒントがほしいと思い、読み出しました。

最も印象に残ったことは、著者の秋田道夫さんのお人柄。
優しい方なんだろうな、
穏やかな方なんだろうな、
周囲のひとをひきつける力のある方なんだろうな、
いろいろなことをご存知の方なんだろうな。

言葉の端々に、そのようなことが感じられる文章でした。


今の自分によく響いた言葉をあげます。

機嫌をよく保つには、
まわりに期待をしない。景色としての自分を美しく保つ。

「機嫌のデザイン」20ページ

「まわりに期待しない」とは、なんだか冷たいような気がしますが、その通りだと思うようになりました。
期待するから、それがかなわなかった時に嫌な気分になるのですね。
全てのことについてうまくやろうと思っても、そううまくいきません。
そうであれば、最初から自分にとって不要なもの、メリットにならないものを「スルーする、期待しない方がよいのでしょう。
そう思うと、肩の力が抜け、楽になりました。


肩の力が抜け、ほっこり


もうひとつ。

人は環境に左右される。
負の影響は我慢せず、自ら離れる。

「機嫌のデザイン」24ページ

場所に対しても人に対しても、ちょっと嫌だな、疲れるなと感じたら、そこから離れることを勧めておられます。
最近の自分を、言葉で表すとこうことだ、と改めて思いました。

私が悩んでいた時、「自分にとってメリットのある人とだけ関わればよい」と知人に言われました。
これはあらゆる人に通じることだとは思いませんが、今の私にはよく響きました。
いろいろ経験してきた自分、これから新しいことをやろうとしている自分にとっては、デメリットになることはどんどん削ぎ落としていいんだよ、と秋田道夫さんも言っておられるような気がします。


素敵な言葉に惹かれ、秋田さんのXをフォローしました。

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