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アートとわたし

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私の美術館巡り、アートに関する書籍を読んでの感想の他、アートに関わるクリエイターさんの記事を載せています。
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#佐川美術館

【アート日記】 美術館でブロンズ像に触れて感じてみた

先日、東京のアーティゾン美術館でブランクーシの彫刻を鑑賞しました。 それまでは彫刻にはあまり興味がありませんでしたが、この企画展で大きな刺激を受けたのでした。 彫刻家はどんな気持ちで掘るのだろう。 なぜ、この部分をこのような形にしたのだろう。 そのような疑問を抱きつつ、今回は、佐川美術館(滋賀県守山市)の友の会のイベントである、「触れて感じる彫刻鑑賞会」に参加しました。 佐藤忠良の常設展示の作品に実際に触れる、貴重な機会でした。 普段から、この常設展示で、間近で作品を

【アート日記】 「エッシャー 不思議のヒミツ」佐川美術館へ行く

佐川美術館(滋賀県守山市)は、私の「かかりつけ美術館」です。 車で20分くらいのところにあり、休日に半日空いた時にはふらっと行くところでもあります。 平山郁夫さんの展示、佐藤忠良さんの展示、樂吉左衛門館の3つの種類の展示がいつでも見られます。そして、今回のような企画展が年に3回ほど。 私は、展示そのものを見ることはもちろん好きなのですが、「美術館へ行く」という行為そのものが好きです。また、佐川美術館の建築物、それをとりまく風景も大好きです。そのため、企画展のない時にも、佐川

【アート日記】 佐川美術館 「ガウディ&サグラダ・ファミリア展」「吉左衛門X浦上玉堂×樂直入」へ行く

私の「かかりつけ美術館」である佐川美術館へ行きました。 昨日「ガウディ&サグラダ・ファミリア展」が始まり、「待ってました」と言わんばかりに・・・。 佐川美術館は、その建築物と周囲の風景が素晴らしく、その日の天気や時間によってもいろいろな様子に変化します。 これまで天気のよい昼前後の時間帯を選んで行っていました。 今日は、混む時間帯を避け遅めの時間帯に出かけ、天気は曇り。 しかし、発見がありました。 曇りの日は曇りなりの風景が素敵でした。 空と美術館の建物、水庭が灰色で連

【アート日記】 山下清展・樂直入展(佐川美術館)へ行く

新年度で忙しくしている中、ちょっと日常を離れたくなり、滋賀県守山市にある佐川美術館へ行ってきました。 メインは「山下清展 百年目の大回想」。 3月に行った時には、依然として感染対策がなされていましたが、今回行くと、通路の一方通行用のロープは取り除かれ、あちこちにあった感染予防を喚起する貼り紙もなくなっていました。 以前の開放感が復活しており、まさに日常から離れるにはとてもよい空間に戻っており、うれしかったです。 さて、山下清展は・・・ 貼り絵、ペン画、水彩画、油彩画、陶磁

【アート日記】 芸術の秋 樂焼を味わった

今日は、滋賀県守山市にある佐川美術館へ行ってきました。 普段の駐車場が満車で臨時駐車場に車を止め、美術館通りを歩いて美術館へ。美術館までの道は、季節によって美しい風景が見られ、今は楓の葉が黄色や赤色に色づき始めていました。佐川美術館は、建物までの道も芸術、建物周辺も芸術、建物も芸術だと改めて感じました。 今日の一番の目的は、生涯学習支援美術講座「美学」の受講です。5回シリーズの3回目で、今日のテーマは「コレクション講座 樂焼のはなし」です。 佐川美術館には樂吉左衛門館があ

【アート日記】 「名建築で昼食を 大阪編」第2回放送を見た

私の今一番のお気に入りのテレビ番組「名建築で昼食を 大阪編」の第2回放送を見ました。 この番組のホームページはこちらです。 大阪編になり、番組のホームページも充実。 今、Instagramで#私推しの名建築を募っています。 その写真が掲載されているのですが、どれもこれもうっとり・・・ 「私の行ったことのある場所はあるかな」と見ていると、 ありました、ありました。 東京都庭園美術館の写真がいくつも。 他には、東京駅駅舎やドーム、大阪中之島公会堂や中之島の図書館、明石海峡

【アート日記】 雨粒までも美しい 佐川美術館へいく

普段は一人で行く佐川美術館へ友人と二人で行きました。 ここは私の県内一押しスポットです。 初の友人に「佐川美術館大使」のごとく、紹介しながら回るのも楽しかったです。 佐川美術館のホームページはこちら。↓ 作品だけではない、建物環境がすばらしい 佐川美術館は、展示作品はもちろん素敵なのですが、建物そのものや建物を取り巻く水庭、そのコラボレーションがすばらしいところです。 私は、この場にいることで頭の中がスッキリ、アートにどっぷり浸ることができ、貴重な時間を過ごすことができま