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アートとわたし

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私の美術館巡り、アートに関する書籍を読んでの感想の他、アートに関わるクリエイターさんの記事を載せています。
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2022年5月の記事一覧

建築物を見て歩く❾国立西洋美術館

美術館に行く目的が、企画展や常設展を見るのではなく、建物そのものを見たいと思った美術館の1つが国立西洋美術館です。 何度訪れても新しい発見があり、飽きることはありません。 少し遠出にはなりますが、行こうと思い立った時、行ける距離にある美術館です。敷居も高くありません。 企画展でなければ、訪れる人もさほど多くないため、美術館の本来あるべき姿を堪能することができます。 モダニズム建築の巨匠であり、近代建築の父と呼ばれたル・コルビュジエの建築作品。 彼の代表作であるサヴォア邸や

学芸員、アーティゾンへ行く [しびれた!柴田敏雄と鈴木理策展]

行ってきました、アーティゾン美術館。 目的は、現在開催中の展覧会「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策」(ちょっとタイトル長すぎません…?)と「Transformation 越境から生まれるアート」展。いずれも4/29〜7/10の会期となってます。 入館料を払えば、両方の展覧会(あとミニ・コレクション展「ピカソとミロの版画」も)を観ることができます。 でも先に忠告しておきます。 この2つの展覧会を同