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本とわたし

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読書日記、本、図書館に関する記事を載せています。
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2023年3月の記事一覧

【読書日記】 「利用者の思いにこたえる 介護のことばづかい」を読む

帯に「アンケートとインタビューで明らかになった」とありました。実際の声を集めて、ことばづかいについて言及している本は珍しいと思い、読みました。 第一刷:2019年3月1日 発行元:株式会社 大修館書店 著者:遠藤 織枝・三枝 令子・神村 初美 内容:利用者と家族は何を望んでいる?アンケートとインタビューで明らかになった“介護される側”の声を多数紹介しながら、介護現場の心地よいコミュニケーションのありかたを考察。(Amazonより) 「介護者はこんなことばかけをするとよいで

【読書日記】 「言語化の魔力」を読む

どの著書を読んでも共感を覚える、樺沢紫苑さんの最新刊。図書館の予約待ちでようやく順番が回ってきて読みました。 第一刷:2022年11月10日 発行元:株式会社 幻冬舎 著者:樺沢 紫苑 内容:精神科医として30年の経験と、YouTubeで4000超の悩み相談に答えてきた実績の集大成!著書累計220万部突破の、大人気精神科医が贈る、究極の「悩み」解消本!!(Amazonより) 「悩み」とどう向き合うかについて一冊書かれていた「あの人は悩みなんかなさそう」「悩みのない人はうら

【読書日記】 「図解 古代ローマ」を読む

大きな本、細かいイラストに惹かれ、古代ローマをよりイメージできると思い、読みました。 第一刷:2004年9月29日 発行元:東京書籍株式会社 著者:アンドルー・ソルウエー   イラスト:スティーブン・ビーステイ 内容:西暦128年、ローマの住民ティトゥス・コッタ・マクシムスとその父マルクスと一緒に祭りの一日を過ごすイラスト絵本。精密なイラスト断面図によって、有名な建物の内部のようすや、それがどうやって建てられたのか、古代の儀式や競技、人々の暮らしなど、古代ローマの都市の成り

【読書日記】 「五感の力でバリアをこえる わかりやすさ・ここちよさの追求」を読む

障害のある人との関わりにおいてヒントになりそうだと思い、読みました。 第一刷:2009年3月20日 発行元:有限会社 読書工房 著者:成松 一郎 内容:できないをできるに変える、感覚の力。五感のうち、日ごろあまり意識することのない感覚のおもしろさを紹介。(amazonより) 障害について、ちょっと異なる視点から書かれているタイトルから少し変わっていますよね。 私の興味・関心にズバリ当てはまるキーワードがずらり。「五感」「バリア」「わかりやすさ」「ここちよさ」。 私が、障害

【読書日記】 「ここから おいしい よかんが するよ」を読む

なにかビジュアルでほっこりしたいと思い、図書館で表紙を見て思わず手に取りました。 第一刷:2021年10月8日 発行元:株式会社 パイ インターナショナル 絵・文:たな 内容:『おじいちゃんとパン』から約4年、新作絵本のテーマは、家族の食卓を彩るさまざまな「おいしいもの」。わくわくしながら、お弁当箱や鍋のフタをあけると、そこには……?仕掛けをめくる楽しさとともに、食べることの喜び、大切さを考える「食育」にもつながる内容です。おいしいよかんを感じながら、ふたを「ぱかっ」とあけ

【読書日記】 「ぼくは、図書館がすき」漆原宏写真集 を読む

表紙の写真とタイトルに惹かれて読みました。図書館の写真集なんて珍しい。 第一刷:2013年4月30日 発行元:社団法人 日本図書館協会 著者:漆原 宏 内容:この写真集に掲載した写真は、ここ10年の間に撮影して『図書館雑誌』口絵に掲載されたものから選びました。(あとがきより) 写真と文字のバランスが非常によい図書館での写真を次の6つのテーマで掲載しています。 ・ぼくは、図書館がすき ・“生命”を知る図書館 ・図書館で働く人々 ・地域に生きる図書館 ・図書館は、暮らしの知恵

【読書日記】 「わたしが障害者じゃなくなる日」を読む

著者の海老原宏美さん。NHKの番組でお話しされている姿がカッコイイなと思っていたのですが、最近お亡くなりになられたとのこと。ぜひ読んでみたいと思いました。 第一刷:2019年6月10日 発行元:株式会社旬報社 著者:海老原 宏美 内容:わたしに障害があるのは、あなたのせいです。そう言ったら、おどろきますか?難病をかかえ、人工呼吸器とともに生きる著者からのメッセージ。みんなの思いが重なって、社会が変われば、障害なんてなくなるんだよ。(amazonより) 「わたしに障害がある

【読書日記】 「代謝を上げると、もっと健康になる!」を読む

「代謝」ということばがずっと気になっており、自分の体の状態はどうなのか、どうすればよいかを知りたくて読みました。 第一刷:2018年12月10日 発行元:株式会社三笠書房 著者:鶴見 隆史 内容:代謝を上げると、あなたの体は「細胞レベル」で若返りをはじめ、健康になっていきます。「免疫」、「体温」、「体調」はぐんぐん上がり、逆に、「体重」、「血圧」、「血糖」はみるみる下がるのです。代謝を上げるコツは、毎日の食事を少し変えるだけ。激しい運動も、厳しい節制も必要ありません!本書で

【読書日記】 「リセットの習慣」を読む

著者の小林弘幸さんの「自律神経」のお話が好きで、新しい本が出たので図書館で数人待ちのリクエストで借りて読みました。 第一刷:2022年8月1日 発行元:株式会社日経BPマーケティング 著者:小林 弘幸 内容:自律神経の名医が説く「悪い流れを断ち切る」99の行動術。「思い切って」「新たに始める」でワクワクする人生を!(amazonより) テンポよく読んだ、手軽な文庫本この本は、文庫本の書き下ろしです。 私は、かばんの中に入れておき、外出した時の移動時間やちょっとした待ち時間

【読書日記】 「古代ギリシャのいいこと図鑑」を読む

子ども向けのアートの本は、とてもわかりやすく私にとってのツボを押さえているものが多いので読んでみました。 第一刷:2011年7月3日 発行元:株式会社小学館 著者:結城 昌子 内容:2500年前のアートにみつけた、美しいことやカッコイイことのヒミツ。ヴィーナス…アキレウス…ヘラクレスと友だちになれる一冊。(amazonより) 古代ギリシャって古すぎてよくわからなかったけどアート、特に西洋美術が好きで、メインはルネサンスから近代にかけてのもの。 ルネサンスを語る時に古代ギリ

【読書日記】 「美術館にもぐりこめ!」を読む

アート関係の絵本が読みたくなり、図書館で見つけました。 第一刷:1996年11月1日 発行元:株式会社福音館書店 文:さがら あつこ  絵:さげさか のりこ 内容:ふしぎ美術館のお宝をねらってしのびこんだ、ちょっとドジなどろぼう三人組といっしょに、美術館のウラがわをのぞいてみましょう。企画展がどのようにスタートするのか、絵や彫刻などの美術品がどうやって運ばれ、展示されるか、絵のならべ方や照明の工夫、収蔵庫のひみつなど、学芸員や警備員、空調管理や清掃員、受付や監視員など美術館

【読書日記】 「ない仕事」の作り方 を読む

以前、YouTubeの大人の教養講座で、山田五郎さんとのトークがおもしろかったので、読んでみました。 第一刷:2015年11月25日 発行元:株式会社文藝春秋 著者:みうらじゅん 内容:「マイブーム」「ゆるキャラ」など新語を生み出し、それまで世の中に「なかった仕事」を企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作り続けてきたみうらじゅん。アイデアのひらめき方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、その驚きの仕事術を丁寧に解説。(amazonより)