アメリカでの採卵①手術当日のハプニング

アメリカ在住の友人から教えてもらったクリニックに行ってみたんだ。クリニックによって金額はバラバラで、当時は100万円から300万円くらいかかったよ。私が選んだクリニックでは、採卵が1万ドルくらい(当時の為替レートで約1ドル=126円)で、お薬代は別料金だったんだ。スカイプで現地のスタッフと何度もやりとりをし、書類にサインをし、ついに渡米したんだ。スタッフはとても親切で、本当に感謝しているよ。

アメリカでの採卵を検討している人がいたら、西海岸をおすすめするよ。東海岸、特にニューヨークはちょっと遠すぎるんだ(笑)。

私はマンハッタンにあるRMAというクリニックで採卵したんだ。2日に1度はクリニックに行って注射と血液検査を受けたよ。腕は注射の後で針穴だらけになって、それでも前進している感じが嬉しかった。未来への投資をしていると思えたからね。

手術当日、パレードで道が渡れない!?

手術当日、なんと大きなパレードがあって、道路が封鎖されていたんだ。とても時間までにそのクリニックまで辿り着けそうになかった。

ホルモン治療のおかげで、たくさんの卵が育っておなかが膨らんでいたけど、私は小走りで大きな道路を渡れる場所を探した。道路封鎖の警備をしている人に息を切らしながら「今日私、手術があるんです!この道を渡りたいんですが、どこか渡らせてくれる場所、教えてくれませんか?」と聞くと、「45th streetまで行けば渡れますよ。手術、頑張ってくださいね!」と教えてくれた。5ブロックほど迂回しなければならなかったけど、私は自分のできる限りのスピードで、なんとか10分遅れでクリニックにたどり着くことができた。排卵しないでくれと祈りながら。。。




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