NIPT受けるべき？　オプションは？

MOMOの場合

染色体疾患が99%わかると言われているNIPTを受けたよ。
理由は、夫婦ともに高齢であることが一番大きかった。
確率の問題なので、もちろん若くても染色体異常はあり得るし、本当は若い人でもうけた方がいいと思う。　

もっというと、どんな結果であっても育てようと思う人も受けたほうがいいと思う。
理由は後述するね。

私は10週と2日でNIPTを受け、祈るような気持ちで、ドキドキしながら結果が送られてくるのを待った。

結果は陰性。

本当に本当に心から見えないものに感謝したよ。妊娠を継続できる！！そう思ったんだよ。

MOMOは44歳と46歳の時、自然妊娠で、それから45歳の時は体外受精で初期流産（染色体異常の流産）をしていたので、異常なしの所見が心から本当に嬉しかったんだ。

どこまで調べるプランにする？

どのプランを選ぶべきか。
MOMOがNIPTを受けたのは２０２２年の秋の事。ちょうどこの頃から一般の婦人科でもNIPTができるようになってきた頃。

私が検査したのは、ヒ□クリニックのOVER３５プラン。（ちなみに今HPを見たらそういう名前のプランはなくなり、いくつかあったコースは２種類に集約されていた。）

驚くべき内容

受ける前に医師とのカウンセリングがあって、驚くべき内容を説明されました。
トリソミーに関しては、ダウン症以外のトリソミーであればほとんどの場合生後１年まで生きるのは難しい。死産になることもある。
この内容もその時に初めて知って少なからずショックを受けた。せっかく産まれても直ぐになくなってしまうなんて、、

もう一つ驚いたのは、
「オプションで調べられる部分欠損（指が足りないとか、臓器が一つないとか）の検査は非常に精度が低い。偽陽性は６割〜８割に上る。それでもその検査を受けますか？」 と聞かれたの。
　誠実に話してくれる医師で良かった。精度の低い検査をしなくて済んでとても良かった。
だって、８割まちがっているのに、子供の体のどこかが欠けていると思い込んだら、それで中絶してしまうこともあると思う。もしくは生まれてくるまで偽陽性であることを祈りながら苦しい毎日をすごさなきゃいけないんだよ。高いお金を払って受ける意味が最早わからないよね。

もしかしたら他のクリニックではもっと検査の精度が高く、受ける意味があるかもしれない。でも、NIPTを日本で受けられるようになってまだ年数も浅く、BIGデータがない状況でそう言ったクリニックは存在し得るのかな。

BIGデータは中国から

ちなみにそのクリニックのBIGデータは中国だそう。中国のNIPTの結果を転用して結果を伝えているんだって。日本ではまだそこまでのデータがないのが実情らしい。

命の選別と言われる検査、仮に陽性だった場合の２択は、中絶するか産むか。

産む場合もNIPTをするのがお勧め

あなたが、もしNIPTをして子供に異常があることが分かって、
障害児だったとしても育てる覚悟がある場合、
障害がある子を育てるための心の準備と環境づくり、障害児の生活に関してのリサーチ、社会福祉や制度、どんな将来がありうるのか事前に確認する。
一言で障害と言っても、いろんな種類と重さがある。
自分のイメージする障害とは違う可能性もある。
出生後、手術を繰り返し、一度も退院できないパターンもあるそうなんだ、、

つまり、染色体異常があった場合、産むにしても産まないにしても検査はしたほうがいい。産むのなら尚更準備が必要だ！
アメリカではほとんどの人が検査をする。それは準備するためでもあるんだ。

結論

＊NIPT は受ける（トリソミー21、18、13）。今通っている病院やクリニックで受けられるならそこでするので十分。価格は高いけど、比較検討してみるといいし、受ける価値はあると思う。
　
＊欠損（欠失）検査は、不要。（もしくは偽陽性の割合を確認した上で受けるか決める）

あなたが私の妹なら検査をするのをお勧めするよ。
上記の内容は私がNIPTを受けた２０２２年秋の内容だよ。
色々変わってることもあると思うので、自分でも情報収集してね。
受けるクリニックのサイトの情報は隅々まで読むんだよ。

ありったけの愛を込めて、MOMOがお伝えしました。