入試
最近はAO入試などの総合型選抜やらが増えてきて一般入試で入る人の割合がどんどん減っていると思う。
それは当たり前で試験自体の難易度がどんどん下がっており、当然私立大学は特に人を集めることに必死なのでどんどん簡単にするという循環だ。
それなら早く合格をくれるまあまあ知名度のある私立大学でいいとなるわけだ。
そのうえ最近は高校入試などにもAO的な入試が増えているらしい。
それにも肯定派否定派がいるが私はどっちも古いと思う。
そもそも試験なんて必要あるのかについて考えてみたいと思う。
例えば近くのコンビニで何かを買おうとした時にお金を出せば売ってくれるはずだ。つまりお金がなければ身分によって取引できるものなどが違ったかもしれないがお金はすべて同じなのでどんな人でもお金さえ出せば買うことができる。
大学は大学生活というパッケージを販売しているわけなのでそれに試験を課しているという事はそのパッケージがある程度有限だったからだ。
大学に無限に人を入れてしまうとコミュニティーとしての意味が全くなくなってしまうので、大学には頭がいい人しか入れないようにしてコミュニティーのレベルを上げる必要だあったのだ。
しかし今はどうだろう。
グーグルスカラーとdeeplとSNSさえあればこれらはすべてアクセスできるようになるのではないだろうか。
AI翻訳の精度が高すぎて論文のアブストラクトを読むくらいだったら余裕で翻訳できるようになってしまった。
これは我々のようにマイナー言語を第一言語として使っている人にとっては朗報だろう。
グーグルスカラーは論文を好きなだけ読むことができるサイトだ。
もうすでに学術的なことはどんどん進んでいるので大学に入らないとできないと思い込んでいるような人は社会の流れの速さに置いてきぼりにされるだろう。
後はSNSで面白い人の投稿を見ているだけでもかなり勉強になる。
大学入試とか高校入試の選抜方法に対する是非を今更議論していることは完全に周回遅れの議論である。
既にカナダでは画一的な選抜方法で選抜すること自体ナンセンスだと思われているらしい。
私もそう思う。
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