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【映画感想】M・ナイト・シャマラン×ヒーロー映画=「アンブレイカブル」を観たので感想を

映画感想です。

記事タイトルで誤解が生じるかもしれないので先に弁解すると、この映画は決して「ヒーロー映画」ってわけではありません。
「ヒーロー映画?」です。

鑑賞きっかけは2024年の6月21日(金)にM・ナイト・シャマラン監督の娘が初監督を務める「ザ・ウォッチャーズ」が公開されるんですよ。

もちろん公開当日に鑑賞予定ではあるのですが、ワクワクしすぎてシャマラン監督の作品を観たくなっちゃいました。
でも鑑賞済み映画を観るのって気が引けるので、未鑑賞の映画を探したところ本作を見つけたのです。

「アンブレイカブル」は2024年6月16日現在Disney+にて配信中です。



あらすじ

フィラデルフィアで乗客・乗員131人が死亡する悲惨な列車事故が発生し、警備員のデビッドだけが奇跡的に無傷で生き残った。
そんな彼の元に、イライジャと名乗る人物から不審な手紙が届く。
コミックギャラリーのオーナーであるイライジャは生まれつき骨形成不全症という難病を抱え、これまでの人生で数え切れないほど骨折を繰り返してきた。
彼は自分とは対極に位置する頑強な人間が存在すると考えており、デビッドこそが不滅の肉体を持つ“アンブレイカブル”であると確信していた。
デビッドはイライジャの話を一蹴しながらも、思い当たる節がいくつもあることに気づく。
*映画.comより


感想*ここからネタバレあり(ネタバレしないようには頑張ります)

ヒーロー映画?って書いたのには理由があって、ヒーローが大活躍する映画じゃないんですよ。

人が沢山亡くなった事故に巻き込まれた主人公が
「俺、なんで生き残ったんだ?」
って疑問に思って、よく考えたら
「俺って全然ケガしたことなくね?」
って思い返すんですよ。

そしたらアメコミオタクみたいな男(サミュエルLジャクソン)が
「お前ってスーパーヒーローみたいな超人的能力持ってるんじゃね?」
って疑ってくる話です。

でもそこからヒーローパワーに目覚める展開にならないんですよ。
「いやいや、俺がそんなわけないだろ(笑)」
って展開になるんです、
この辺がシャマラン節ですよね、思ってた展開と違う。

個人の見解ですが、シャマラン監督の作品って最初の30分が映画のハイライトなことが多いんですよ。
めちゃくちゃ面白そうな設定、ワクワクするような展開で風呂敷が広がっていき、最終的には「風呂敷を畳みきれてない(笑)」ってことになるのが多いんです。
そこが本当に大好き。

でもこの作品は珍しく右肩上がりに面白い映画です。
ラストの展開まで含めて面白い映画でした。

普通のヒーロー映画ではないのですが、人間の心理的な部分も楽しめる一味違う映画なのでぜひ鑑賞してみてください。


以上、最後までお読みいただきありがとうございました。



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