【映画感想】「ザ・ファーム　恐怖の食物連鎖」を観たので感想を

映画感想です。

2024年6月13日現在、Amazonプライムビデオにて会員は追加料金なしで観ることのできる作品です。

まず本作はR18作品です。
R指定の方向性は「グロ」なので、
この時点で合わない人は引き返してください。

鑑賞の経緯はAmazonプライムビデオのおススメで上がってきたからです。
Amazonプライムビデオのおススメを侮ってはいけません。
私の今年最高峰の観賞映画「みぽりん」もAmazonプライムビデオのおススメが鑑賞のきっかけでしたので。

私はグロ系もストーリー次第では嫌いではないので本作を観ることにしました。

あらすじ

田舎ホラーの最高峰―人畜有害な人間牧場を覗いてみないか 田舎を旅する夫婦を襲った悲劇―。
ノラとアレックは、自然を満喫するために田舎道をドライブしていた。2人は旅の疲れもあり、地元民に聞いた安宿で一晩過ごすことに…。しかし、目覚めるとノアは狭い檻の中に閉じ込められていた。何が起こったのか理解できない彼女の前に、豚やウサギなど家畜動物のマスクを被った者たちが現れる。恐怖に慄く彼女を気にせず、マスクを被った者たちは、人間を家畜動物のように吊るしていく―彼女がいる場所は、人間を家畜として食材用に処理する人間農場だった!!
＊Amazonプライムビデオより

感想＊ここからネタバレ

結論から言うと、個人的にはあまり人におススメできる映画ではなかったです。

Xにも感想を書いたのですが、
静かで不気味な雰囲気はすごく良くて、村系ホラーとしてみると導入は最高に近いと思います。

加えて各場面の絵力が強く印象に残るシーンもあります。
牛ではなく人を家畜として飼う集落に拉致された主人公のお話ですが、集落側の人たちが本当に商業目的で淡々と人間を家畜扱いする振る舞いが本当に不気味です。

途中でちょくちょく挟まれる集落の日常のような、普通じゃないのに牧歌的に感じる描写が他のホラーとは雰囲気が違く、そこについては評価が分かれそうですが、私は好きです。

といった感じで誉め続けた訳ですが、私個人の評価は5段階で２点です。
理由は内容があまりにもスカスカだから。

時間も80分と一般的な映画と比べたらかなり短いんですよ。
しかしその時間を加味してもあまりにも中身が無いというか、やたら長く感じました。
今記事を書きながら思ったのですが、この映画って４０分くらいの短編にしたら評価がものすごく変わる映画かもしれません。

＊記事を書いた後にこの作品の事を調べたら「ヴィーガニズムに警鐘を鳴らす」映画らしいです。
つまり「君たちが家畜（牛とか）してるのってこういう事だぞ」って言いたい映画ってことですね。
・・・じゃあ弱い。
意図的かわからないのですが、いわゆるゴア描写が控えめだったのでおぞましさを強くは感じなかったし、多分仕事のように淡々と処理する部分で表現したかったのかもしれないのですがＲ指定の作品になるのであればゴア描写を強く出した方がよかったのではないのか、と。
いずれにしても映画鑑賞中には伝わってきませんでした。

以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。

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系統は違いますが胸糞映画「胸騒ぎ」をネタバレなしで話してるのでぜひ聞いてみてください↓