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【映画感想】ヴァチカンのエクソシスト *ネタバレなし

2024年2月18日(日)から、Amazon プライムビデオで無料となった作品、「ヴァチカンのエクソシスト」を観たので早速感想を書きたいと思う。

あらすじ

1987年7月――サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から直接依頼を受け、憑依されたある少年の《悪魔祓い》(エクソシズム)に向かう――。変わり果てた姿。絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す少年を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出したアモルトは、ある古い記録に辿り着く。中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判。その修道院の地下に眠る邪悪な魂――。全てが一つに繋がった時、ヴァチカンの命運を握る、凄惨なエクソシズムが始まる――
Amazon Prime Video より


感想

私の好きな、ちょうどよく笑えて、熱い内容の作品だった。

本作の主軸はタイトルの通りエクソシストの話、つまり悪魔祓いのお話だ。
かねてよりこの手の作品を観て思ってたのだけど、日本人が見ると悪魔という存在に対する姿勢というか、知識が無いので、ホラーとして作っているのだろうけど全く怖くはない。

また、悪魔という存在は現実世界に受肉することができないようで、かならず人間を依り代としなければならない。
なので、人間が悪魔がついたふりをすれば、究極的にはそれは悪魔としてまかり通ってしまうのだ。
それって精神病と変わらず、また信心深い人たちにとってはタブーみたいな話だと思うんだけど、本作はそこに言及してるのがかなり面白い。

曰く「悪魔付きのほとんどは精神疾患」と。

まあもちろん悪魔は本当にいるという設定(設定は失礼か)で、本当の悪魔と相対することになるって内容なんだけど、まあ主人公のキャラが良くて笑えるシーンが多い。

そしてかませ犬的に用意されたキャラクターとの熱いバディ展開に方向が変わっていくにつれて、本作の楽しみが分かってくる。

正直に言って、エクソシストとか悪魔付きって嘘くさく見えちゃって嫌いなんですよ、私は。
でも本作はそれ以外のところが面白いのでちゃんと楽しめました。

冒頭にも書いたけど今ならAmazon Prime Videoで無料なので!



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