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0169;まずは自分でやれるところから。O脚と変形性膝関節症

ども、頂いたバラの切り花から芽が出るのが楽しみな、佑吉です。

庭の花や木、家庭菜園や果樹園、どれもほとんど貰い物で
ちょこっと土を入れたくらいでほとんどお金を掛けずに済んでます。

こんな性分からか、様々な相談を受けた時に
ついついお金を掛けずにできる方法を、考えてしまう自分がいます。
これも好き好きがあるとは思いますが
そんななるべくお金を掛けずにできる
生活に即した方法をお話できればと思います。

本日は「変形性膝関節症」についてお話していこうと思います。
最近あまり見ることがありませんが
サプリメントのCMによく出てきていた
膝痛の原因です。

膝関節はスネの脛骨の上に、太ももの中にある大腿骨が乗っている状態で
そのままでは不安定なため、関節軟骨の一種である半月板で
安定性を補ってやり
更に、靭帯や筋肉などの軟部組織で安定性を上げています。
そして、関節包というものが膝関節の周りを多い
その中に潤滑油のような役割をする関節液があります。
この関節液には、若干の修復成分なども含まれているため
少し傷めた程度なら、直してくれます。
が、筋肉や骨などの、血管の通っている部分のようには治らないので
ほぼ治らない、と思っていただいている方がいいと思います。

この直そうとする身体の機能が働くことによって
悪さをすることがあります。
それが、膝に水が溜まる、という状態です。
この膝に溜まる水、関節包内の関節液が増えた状態で
これが増えすぎると、関節包がパンパンになり
関節が動かしにくくなったり、痛みが出たりする原因の一つになります。
このような症状がはっきり出てしまう前に
対処をしていく事が重要で、症状が出てしまったら
それ以上悪くならない様に、治療をしていく必要があります。

このようなことにならない様にするには
膝の関節に負担をかけないようにする必要があるのですが
O脚になっている人は、膝関節の内側の関節面に負担がかかりやすく
この負担を少なくするために
普段の動作をちょっと変えてみるといいです。
それは、イスなどへの立ちすわりの際
膝関節の内側同士をくっつけるようにして、立ちすわりすることです。
更に、足部を15cmくらい話して
膝関節を外側から手で押さえるようにすると
更に効果が大きくなります。

また、膝関節は初めの方で説明した様に
脛骨の上に大腿骨が乗り、半月板で安定性を補助し
靭帯や筋肉で更に安定性を強化しています。
この要素の中で、筋肉が唯一強化しやすいモノになるので
筋肉を強化することが、もう一つ重要なことになります。
この強化方法、スクワットなど、筋トレを行うこともとても重要なのですが
普段使われいない筋肉を刺激して強化していく事も重要で
普段使われにくい筋肉とは
普段の脚のアライメントで使われている筋肉の事です。
例えば、O脚の人であれば
重心が外に逃げやすい状態になってしまっているため
歩くときに、足部を一本の線の上を歩くように
内に内に入れて歩くと、O脚を助長するため
あまり、足部を内に内に入れない様に
足部を真っすぐ前に出す様に歩くと
重心が膝関節に真っすぐ乗りやすく
O脚を助長しにくくなります。
そうすると、普段から使っている筋肉の緊張度合いが変わり
被弾使っていない筋肉を鍛えることができるようになります。

このような普段の生活を見直すことによって
負担を減らし、関節を守ることに繋がってきます。
ただし、今までの習慣を変えていくには
自分でかなり意識しないと難しいため
最初はどれか一つから始めてもらえればと思います。

ではでは。

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