傷舐風
あの日止まってしまった時間は
それと引き換えに手に入れた
今貴方が大切にしているなにか
それを犠牲にすることでしか動かせない
しかし本当に大切なものは持っていても仕方がない
それを教えてくれなかった先生
知らずに生きていたのか
いや本当は皆気づかないふりをして過ごしているだけなのかと…
遮るように風が顔を撫でた
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あの日止まってしまった時間は
それと引き換えに手に入れた
今貴方が大切にしているなにか
それを犠牲にすることでしか動かせない
しかし本当に大切なものは持っていても仕方がない
それを教えてくれなかった先生
知らずに生きていたのか
いや本当は皆気づかないふりをして過ごしているだけなのかと…
遮るように風が顔を撫でた
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