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「知的資産経営」という言葉を・・・

 「知的資産経営」という言葉をお聴きになったことがありますか?

 知的資産とは、金融資産や不動産などとは異なり、人材・技術・組織力・顧客ネットワーク・ブランドなど企業に固有の目に見えない資産のことを指します。これらの資産価値をしっかり把握し、有効に組み合わせ活用して収益につなげる活動を知的資産経営と云います。たとえば、知的資産を磨き上げることになる人材育成や業務改善などはそうした活動といえましょう。

 そして、知的資産やその活用状況を対外的にメンセージするために文書化されたものが「知的資産経営報告書」です。

 知的資産経営の促進支援は、行政書士業務における中小企業向け支援領域の一つに挙げられていて、弊所の主要なサービスの一つです。また、この支援を通して作成する「知的資産経営報告書」は、事業承継やM&Aの際の基礎資料、資金調達や補助金獲得のための金融機関・行政機関等への提出資料などに活用することができます。

 ところで、知的資産経営とは、どのように促進するものなのでしょうか?
 
 わたしは、この10年間の中小企業に対する経営支援を通して、その方法についてある確信を持っています。それが組織開発です。
 組織開発とは、社員間の関係性に焦点をあて、行動科学を応用して組織内のプロセスを変革することで、組織の効果性を高める計画的な取り組みのことです。ここでは、プロジェクトを組んでクライアントの直面する喫緊の業務課題の解決にあたるのが一般的で、その間の試行錯誤の過程には人材育成に資する側面があります。

《組織開発のプロセス》

フィフス・アロー・メソッド

 組織の力を磨くこうした取り組み(組織開発)は、知的資産経営の促進に他なりません。 

 フィフス・アローは、これまで培ってきた独自の組織開発プログラムを駆使して知的資産経営の実践(促進)を支援しています。



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