ファジサポスペース 開幕直前座談会 第7回

   J2の2022シーズン開幕を前に、6人のファジアーノサポーターによる座談会が開かれた。新監督、新システム、新戦力。「新」づくしのシーズンが始まった今、どのように新チームを考察するのか。
   2時間弱に及ぶ熱い座談会の様子をお届けする。

主催者:ゼロファジ
参加者:ファジスキー、難波拓未、sho、タイガ、ファジ・リオ


ゼロファジ
「もう一個質問もらってるので
『今季の4-3-3でキーポイントとなりそうな選手、ポジションについてみなさんの見解を伺いたいです』
ということなんだけど、これは僕一つ言いたいのは、案外センターフォワードを挙げてて。得点がどういう得点になりそうか分からない、誰が点をたくさん稼げるかまだ分からないんですけど、でもセンターフォワードにボールが集まってくるっていうのは間違いないと思う。
それからセットプレーも含めて、デュークになると思うんだけど基本的にはそこに注目していきたいなと思ってます。得点力がないとどうやっても厳しいので、という感じですかね。拓未くんはどんな感じですか?」

難波拓未「ゼロファジさんの話と同じ感じになっちゃうんですけど、上門選手、得点源だった上門選手が抜けた穴、得点源の部分をどうやって補っていくのかなという部分で、フォワードは色々役割があると思うんですけど、4-4-2をやってたときよりは高い位置に、ゴール前に入れるのかなっていう気はするので。
やっぱりデューク選手だったり齊藤選手だったりの得点数の向上という部分は注目したいです」

ゼロファジ
「じゃあ次は、ファジスキーくんは、キーポイントになりそうな選手、ポジション」

ファジスキー「最初に注目選手のところで出たんですけど、4-3-3をやるんだったらウイングが機能しないと意味が無いっていうのがもう、断言してるというか、思ってるので。センターフォワードが点を取るっていうのもゴール前に人数をかけるっていうのはあると思うんで4-3-3って。どうやってサイドから運んでいって、そのクロスに何人の選手がゴール前に居るかって言ったらセンターフォワードも重要にはなってくると思うんです。
ただスペースを作る動きも求められそうで、点を取るだけじゃなくて。それはデュークも齊藤もできる選手だと思うんですよね。スペースを作る、敢えて下がってポストプレーをして時間を作るのもそうですし、サイドに、深いサイドに流れて、流れたところをそれこそウイングだったりサイドバックだったりインサイドハーフが、内側のニアゾーンをとっていく。サイドをとっていくことが重要だと思うので。
センターフォワードの高い位置での貢献も大事、得点以上の貢献が大事になってくるのかなと。で、それはデュークも齊藤もできる選手。」

ゼロファジ「うん」

ファジスキー「なので、チアゴアウベスがやってたみたいなんですけど、1トップを。でも彼がやるよりは齊藤か、デュークが入国間に合わなかったら齊藤なのかな」

ゼロファジ「自分もそのイメージで、デュークも合流してあんまり時間がなくて、いきなりぶっつけは厳しいなと。多分齊藤和樹センターフォワードでスタメンなんじゃないかなというイメージは持ってますね。あそこの適任は齊藤さんだろうなぁっていう」

ファジスキー「うん、だとは思います。最終的にゴールをねじ込むという意味でも、馬力のある齊藤が。去年みたいにサイドに、しかも内側のサイドハーフをやるよりは」

ゼロファジ「そうだよね」

ファジスキー「ゴール前に居れるっていうのを、もちろん最後に1トップで居るっていうのが、そこが齊藤にとっても大きいのかなと。今まで見れてこなかった本当の齊藤和樹を見たいなと」

ゼロファジ「右ウイングも面白いんじゃないのかなと思うけどなぁ、齊藤和樹。ちょっと見たいけどね」

ファジスキー「あ、確かに。それは、僕もウイングで縦張らせてガンガンいかせたり裏取らせたりするの面白いかなと思うんですけど。どうやら木山さん、1トップ、センターフォワードっぽいんでね、起用の方法が。でもどっちでも面白そうではあります。
齊藤選手は、ベテランだけど楽しみです」

ゼロファジ「ウイングに注目ということですね。次はshoくんはキーポイントになりそうなポジション、選手」

sho「選手はちょっと難しいんですけど、個性豊かなインサイドハーフに注目をしたいかなと、ちろもちろんウイングとかトップは注目されると思うんですけど。
僕的に4-3-3で試合を支配するチームで、どこのチームもインサイドハーフがすごく頭が良いなと思っていて、やっぱり基本的に4-4-2でブロックを敷くチームが多いので、4-3-3のインサイドハーフはスペースで浮くことができれば、さっき言ったドリブルでサイドで1人を剥がすことも簡単なんですけど。それ以上にもっと簡単に、ターンするだけで2人くらい置き去りにできるんですね」

ゼロファジ「なるほど」

sho「その立ち位置をインサイドハーフが、今年は頭の良い河井さんだったり、アジリティが良いのかなっていうイメージの田中雄大選手だったり。あと、佐野航大にも注目したいですし」

ゼロファジ「そうだね、佐野くん。ベンチに入れる可能性有るかもねって話はちらほら出てたもんね」

sho「あと、スペースに上手く走り込んだり、スペースを空けたり、味方のサポートが上手い関戸選手だったり色んなタイプが居るので、その人たちのサッカーIQが、目立ちはしないけれど大切になってくるシーズン。4-3-3は大切なのかなとは思ってます」

ゼロファジ「はい、ありがとうございます」

ファジスキー「白井(永地)さんで見たかった(笑)」

ゼロファジ「あ〜、そうだね(笑)」

ファジスキー「言っちゃいけないけど(笑)」

ゼロファジ「まぁ徳島2戦目でね、なんだろう、岡山を去ってしまったことを後悔させてしまおうかな」

ファジスキー「ですね(笑)」

ゼロファジ「向こうは向こうで頑張って欲しいけどね」

ファジスキー「そうっすね」

ゼロファジ「じゃあ次はタイガくん、キーポイントになりそうなポジション、選手」

タイガ「結構言われちゃったんで(笑) まぁ注目選手にも挙げた河野と両サイドバックで。
おそらく右サイドバックが攻撃的になって、左サイドバックが下がり目っていう感じになると思うんですけど。徳元が去年とかは中に入ってプレーとかがあったじゃないですか」

ゼロファジ「うんうん」

タイガ「インサイドハーフ的な、そういうところも結構楽しいだなと思ったり。あとは、2センターバックが裏を取られやすいとかもあったので、当然守備は求められると思うんですけど、(SBが)上がっていくタイミングだったり」

ゼロファジ「サイドバックにとりあえず注目っていう感じですかね」

タイガ「はい、そうですね」

ゼロファジ「わかりました。じゃあ次、ファジ・リオくんはキーポイントになりそうなポジション、選手」

ファジ・リオ「広くはなるんですけど、サイド。ウイングも含めサイドバックも含めのサイドがキーポイントになるかなと思います。
攻撃のときの話なんですけど、4-3-3って言ってもサイドには結局開くことにはなると思うし、攻撃時には多分、2-3-5みたいな感じになって、左はウイングが張って右はサイドバックの選手が上がる感じになるので」

ゼロファジ「前線はもう5枚並ぶ感じに」

ファジ・リオ「それに近い形になると思っていて。木村は去年切り込んでいったりとか結構挑戦してたと思うんですけど、今年もそれは継続して欲しいのはありますし、それに加えてクロスの本数を多くして欲しいなっていうのがあって。
それは両サイドに言えることなんですけど、中に1人デュークが居るとして、すごいターゲットが居るので、精度の高いクロスさえ上がればあとは中でどうにでもなるような」

ゼロファジ「そうだね、それは結構あるよね。何戦だったかな、去年の、太哉の左サイドで右に持ち替えてクロスをデュークっていうやつ」

ファジ・リオ「町田戦ですね」

ゼロファジ「町田戦か。あれもめちゃめちゃ良いっていうクロスではなかったけど、もうねじ込んでしまったなっていうのがあって。多分デュークはオーバーJ2なタレントだと思うので、普通に1年やると2桁は取ると思うから。クロスをしっかり上げてターゲットが中に入ってればね、チャンスはあるんじゃないかなぁと思いますよね、今年はね」

ファジ・リオ「そういう意味でサイドがポイントになるかなと思います」

開幕直前座談会 第8回に続く

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