合志市栄団地のアート系シェアハウスで暮らす。
今をときめく熊本県合志市、熊本県内でも数少ない人口増を続ける自治体です。
高校、大学はいったん県外や他の自治体へ転出するも、30代40代ではこの地への転入が多いのも特徴です。子育て世代が暮らしやすい環境がそうさせているのだと思います。
とここまで書きましたが、今回は子育てについてのお話でなく、シェアハウスでの暮らしについての妄想です。この妄想シリーズはうちのnoteでは人気記事でして、前回の妄想「普通の田舎でパン工房|空き家をリノベで地域密着型パン工房のススメ」では実際に「パン工房開きたい」という方まで現れました。
結局、こちらのリノベ住宅は賃貸住宅としての運用が決まり(熊本市内の不動産屋さん)、今月から募集も始まっているようです。
どんな方が暮らされるのか作ったものとしては興味津々です。築古空き家をリノベして使い続け、将来につながっていけば嬉しいです。
ということで、今回の記事ですが以前紹介した「熊本県合志市でアート系シェアハウスを作ってみる」で暮らしてみたらを紹介していきます。まだリノベ始めてないので現状は↓のままです。
最初に書いた通り合志市は県内でも人気のスポット。TSMCの進出により、その工場周辺を中心に住宅がどんどん増えています。今回の合志市栄団地周辺にも、また新たな住宅地が生まれるそうです。
実は今回紹介するシェアハウスは、このかすみヶ丘の東側に隣接する栄団地内にあります。最寄駅は熊本電鉄の辻久保営業所バス停で、熊本市内へのアクセスも良好なのです。
ということで、シェアハウスから熊本市内まで公共交通手段を使った移動の様子を紹介します。まずはシェアハウスに車を停めていざ出発です!
一歩目の前の道に出るとバス停がありました。ただこちらは地域内だけを走っているコミュニティバス。今回は使わないので通り過ぎて最寄駅まで歩きます。
団地から出るとまずは県道へ。こちらは県道30号大津植木線という車の通りの多い幹線道路になってます。
この県道をてくてく歩いていくと、国道との交差点に出ます。そこには僕の大好きなローソンがあるのです。このブルーと白、そして控えめなピンクのカラーリングが赤緑黄色のSブンよりもなぜか好感が持てるのです。
この交差点を左折すると目の前が辻久保バス停です。ここまでゆっくり歩いて19分でした。自転車であれば5分くらいかな。ここまでの途中にはコインランドリーやクリニック、コンビニ(デイリーストア)、パン屋さんなどなど一通り揃っています。
さていよいよバスに乗り込むわけですが、バスの本数はどうでしょう。熊本市内行きで、平日の通勤時間だけ時間あたり3本で、他の時間帯は時間あたり2本のようです(今日は土曜日なので若干少なめ)。まぁ、時刻がわかっていれば問題ないですね。
ちなみに反対方向、菊池市内行きはというと、ほぼほぼ時間あたり1本程度。でも毎時走っているので、ちょっと気分転換に観光へもいけそうです。
このバスに乗るとそのまま熊本中心部まで行けるのですが、今回はあえてもう一つのアクセス手段である電車を使ってみます。そのために御代志駅で途中下車です。
お気付きですね、バスと電車が同じ会社なのです。なので、バスとの連携もちゃんと取れています。今回もあまり待たずにバスから降りて電車に乗れました。
意外と全国区で有名な熊電の電車たち。一番人気のケロロ軍曹車両は今回目にできませんでしたが、電車の車窓からの写真をパラパラとご紹介します。
車窓からの動画も撮ってみました。近くに座ってた子供たちの可愛い会話と、ガタンゴトンに心地よい揺れ、そして案内アナウンス。どれも愛おしささえ感じる体験でした。
ここで、上熊本駅行きと別れます。上熊本方面には崇城大学やJR上熊本駅につながっていきます。
この北熊本駅を出ると黒髪そして終点藤崎宮雨前駅です。藤崎宮前駅に近づくと、隣接住居が近すぎてなかなかな迫力です。ゆるくカーブしてるので車輪とレールの擦れる音が耳に残ります。
終点に到着です。せっかくなので、街中まで行ってみます。ここから繁華街の中心通町筋までは約1キロ程度、途中の大半はアーケード街(上通り)なのであっという間です。
ここから歩いてまずは上通りを目指します。出口を出て右へ曲がり、3分ほど歩くと上通り入口の並木坂通りが見えてきます。
信号を渡って並木坂通りへ、出発地点である辻久保駅周辺とは雰囲気が違いますね。ここまで家を出てから75分程度、これが長いか短いかといえば、熊本市外からのアクセスとしてはまずまずだと思います。バスと電車での移動で、車の運転がないと思えば全然いけると思います。
上通りが約600m、そこを抜けるといよいよ通町筋です。熊本市電が中央を貫き、上通り・下通り・通称電車通り(熊本県道28号線)が交差する熊本市の中心地です。
ということで、ここまで90分くらいの小旅行でした。合志市栄にあるシェアハウスでの暮らしは、古い住宅街の中の小さな戸建て住宅になります。
ほんと静かでのんびりした空気が流れているところです。ただ、近所ではTSMCやそれに関連する企業の進出により賑わいが出てきました。住宅団地が作られたり、商業施設が設けられたりとそこだけでも暮らしは完結しそうです。
でも、たまには街中にでて遊びたい。ひょっとしたら、このシェアハウスで暮らしながら働く場は熊本市内かもしれない。街中で暮らすのもいいけど、ちょっと離れた合志市栄での暮らしはまた違った面白さがあると思います。
しかもそこはシェアハウスなので、常に刺激的な暮らしができるはずです。刺激はいらんという方には向かないかもですが、チャレンジしてみるのもいいと思います。
基本的に3名での暮らしになると思いますが、リノベ自体がこれからなので不確定要素もあります。もし、興味あるという方はこちらからお問い合わせください。一応、現在設定している条件等は↓の記事内にあるのでご覧ください。
最後に、アート系シェアハウスってありますが、全くアートに触れてませんでした。ここでいうアートとは、暮らすをアーティスティックに楽しめる場所を作りたいという思いからのものでした。
この栄団地には、ここ以外にも多くの空き家が点在しています。また、今後は高齢化や近隣の新しい住宅街の整備に伴い、空き家が増えることが予想されます。
そんな空き家を使って、この栄団地をアートの街にできないかと妄想しているわけです。まだまだ、何もスタートしてませんがこの空き家だけは手にしています。
リノベ前にはアートイベントも企画中です。興味ある方はぜひお越しください。また、そんなイベントに運営側で関わりたい方も絶賛募集中です。こち
らもご興味ある方は下記までDMお願いいたします。
最後に長文最後までご覧いただきありがとうございました。このシェアハウスが次の空き家を救うきっかけに繋がれば嬉しいです。
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