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“世界初の革”を使ったメンズ「バックパック」と、新作「ウールニットワンピース」をご紹介!【ファクトリエ便り】

ファクトリエのコミュニティ担当・小林です。

ファクトリエ代表の山田が出版した著書「ものがたりのある ものづくり」の出版イベントが、先週の土日にかけて大阪や名古屋で開催され、金曜日から大阪入りしていた山田。合間を縫って関西のアパレル工場にお邪魔させていただいたようです。

訪問させていただいた工場の一つで、ファクトリエともご一緒させていただいている、ローファーやブーツなどの婦人靴を専門に作る大阪浪速区の工場「インターナショナルシューズ」で、いろいろと発見があったそうです。

そのうちの一つが、革を木型通りに切り落とした後に残る、革の切れ端。残念ながら今のところ用途がなく、すべて処分してしまうそうです。

この余った革を何か有効活用できないか。例えば、銀座店や名古屋店でのイベントで余った布を使ったワークショップを開催していますが、体験型イベントで何かしら有効的に使っていける気がします。

ファクトリエは「消耗よりも愛着を」という考えを大切に、少しでも材料を無駄にせず、愛着あるものに変えていけたらと思います。

さて、“愛着のある物”“愛着のある場所”など、人それぞれ愛着のあるものは異なりますが、先ほどの革靴のように革製品には愛着がわく人が多いですよね。

そこで今回は、そんな革を使ったアイテムとして、世界初となる"オリーブレザー”を使ったメンズ「バックパック」をご紹介します!

また、年末年始は“愛着ある地元”に帰って大切な人や友人、親戚との時間をゆっくり過ごす方が多くなります。

ですが、久しぶりの親戚への挨拶、もしかすると初めての先方のご両親との顔合わせ、何を着て行こうか悩むこともあるかもしれません。

そこに着目し、友人と久しぶりに会ったり、親戚が集まるようなちょっとかしこまった場所におすすめしたい、新作レディース「ウールニットワンピース」をご紹介します!

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世界初の“オリーブレザー”を使用した、別格のバックパックが完成。

このバックパックの最大の特長は、世界初、そして唯一の「オリーブレザー」を使っているということ。

そして、何度も何度も試作を繰り返し完成した、究極にシンプルで使いやすいデザインも大きな魅力です。

それでは、これらの魅力をご紹介していきます。

このバックパックを手掛けた工場『A-LOOK(エールック)』は、香川県東かがわ市で1933年に創業して以来一貫して革製品を作り続けてきました。

そんなエールックが着目したのが、同じ香川県の特産である「オリーブ」

香川県小豆島は、オリーブオイルの産地としてあまりにも有名。今回のバックパックは、この地で1940年に創業し約4,500本のオリーブを育てる「井上誠耕園」の“最上級エクストラバージンオリーブオイル”を使ったバッグなんです。

さらに革自体にも国産を選ぶというこだわりよう。

最上級のオリーブオイルで国産皮革を丁寧になめして仕上がった革の風合いは、触った瞬間に、「このしっとりなめらかな感じが本当に気持ちいい!」と誰もが声を出してしまうほど。

世界で唯一ここでしか作れないオリーブレザーは、独特なしっとりとした手触りとほどよい艶感、肌に馴染む感覚、そしてゆっくりと進む経年変化が楽しめます。

また、オリーブオイルが持つ保湿成分は革の健康的な状態を長く保つ効果もあり、“愛着を持って長く使っていただけるアイテム”としてぴったりです。

最近、電車の中でもバックパックを背負っているビジネスマンや学生を多く見かけるようになりましたよね。両手が使えるため、本を読んだりスマートフォンで地図を見たりするのにも非常に便利です。

ただ、良く思うのは、びしっと決まったスーツを着ているのに、スポーツ用やアウトドアでも使えそうなリュックを背負っていると、「そのバックパックはちょっとカジュアルすぎるのでは・・・」ということ。

やっぱり、スーツスタイルにはそれにふさわしい「上品さ」があるべきだと思うんです。

この「オリーブレザーバックパック」はこの点に非常にこだわりました。

スーツスタイルに合わせても、真面目な雰囲気と上品さが加わり、そしてもちろん、休日のカジュアルな私服スタイルで使っても、風格のある佇まいをプラスしてくれる。そんなバッグパックに仕上げました。

カラーはブラックとネイビーの2色。どんなシーンでも使えるブラックは、風格を与える程よい光沢が魅力。

誰が見ても「いい光沢だね」と言っていただける自慢のカラーです。

一方ネイビーは、「ムラ染め」と呼ばれるアンティーク加工を加えています。

革表面にあえてムラが出るように手作業で加工を施すことで生まれる風合いは、カジュアルシーンはもちろん、濃紺やブラックのジャケットにも非常によくマッチします

また、コートやダウンなどのアウターの色として多く選ばれるのがネイビーやブラックです。そのようなカラーのアウターと、今回のバックパックの相性がとても良いのは言うまでもありません。

ですが、トレンチコートなどに良く見られる「ベージュ」とネイビーのバッグの相性はどうなんだろう?と、実際に合わせてみました。

結果は・・・・見事にかっこよくきまりました!

チラッと見えるネイビーのパーカーともしっかりとマッチ。

バックパックのネイビーは主張しすぎず、でもコーディネートに品を加えてくれています。アースカラー同士なので相性が良いのかもしれません。

レザーなので一年通じて使えるのも嬉しいですね。

ビジネスシーンでも休日でも大活躍する収納力と機能性も自慢です。

ダブルジップで間口を広くとることで荷物の出し入れをしやすくしています。ビジネス利用のバッグ選びのポイントでもあるA4サイズも楽々入るサイズで、雑誌や書類、バインダーもすっぽり入ります。

また、ノートPCやタブレット端末が収納できるように背面にポケットを作り収納しやすくしました。さらに意外と便利なペン挿し、スマートフォン・手帳ポケットも備えています。バッグの中で、ペンがない!スマホがない!という大捜索をする必要もありません。

「Factelier」のロゴが刻印された外側には、貴重品を入れるジップ付きポケットまで付いていて、見た目のシンプルさ以上に収納力が高く、あらゆるシーンで重宝していただけると思います。

ちなみに、横から見ると、体より薄いくらいの厚み。

大容量なバッグですが、意外と薄いと思いませんか?

私もバックパックは良く使いますが、大きすぎると電車の中で邪魔になってしまい、なんとかしたいと感じることもありますが、この厚みであれば全く気になりません

シーンを問わず、どんなコーディネートにもマッチするバックパック

香川の技術と特産品が合わさって完成した世界唯一の自信作を、ぜひ手に取ってみてくださいね。

《 Factelier by A-LOOK | (左)『オリーブレザーバックパック』カラー:ブラック/ (右)『ムラ染めオリーブレザーバックパック』カラー:ネイビー 》

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きちんときれいに。でも楽に着られる上質ワンピース。圧縮したウール生地で着心地も抜群!

今回紹介するこのワンピース、実は“2way”なんです。

ウエストにあるベルトの使い方で、ゆったりとしたリラックススタイルやメリハリの効いたAラインワンピースに早変わり

では詳しくお伝えしていきます!

ワンピースの生地と同じ生地で作られた細めの「ベルト」

これが今回の着こなしポイントです。

このベルトを前で結んでウエストマークすれば、全体のラインにメリハリが出て、エレガントさが増し、きれいめに着ていただけます。

逆にベルトを外してノーベルトにすれば、ウエスト回りにリラックス感が生まれつつ、裾にかけてフレアに広がっていく柔らかイメージのスタイリングへ。

友達と会うときはノーベルトでリラックス感のある装いを、少しフォーマルな場ではベルトを締めつつ気持ちも引き締める。

このように気分やシーンによって好みのスタイルを楽しむことができます

今回のワンピースはディティールにとことんこだわっていて、すべてをここではお伝えしきれません(笑)

ですが、どうしても伝えたいポイントは、顔回りをすっきりと見せ小顔効果がある「Vネック」の開き具合

このVネックの開き具合はなかなか難しいもの。開きすぎても狭すぎてもNG。狭いと窮屈な感じがしますし、美しく見えません。逆に開きすぎだとだらしなく見えたり、きちんとした席ではふさわしくありません。

だからこそ開き具合にはしっかりこだわり、絶妙なVネックに仕上げました。

ちなみに、バスト部分にはダーツを入れることで、きれいに見せてくれるのもうれしいポイントです。

このnote記事のコーディネートではシンプルにワンピース1枚で着用していますが、中に襟付きのシャツを着て重ね着すれば、より着こなしの幅が広がり楽しめます

私もそうなんですが、年末年始は各地から帰省するタイミングともあって、中学や高校、大学の同窓会の予定がたくさん入っているんですよね。

ファクトリエ社内で聞いても何かしらの同窓会や地元メンバーで食事をする予定が入っているメンバーが大勢。

そんな「ちょっときれいにして出かけたい。でも友達だから少しラフさもあって窮屈にならないアイテムを…」というときに、ちょうど良いのがこのワンピース。

上品な女性らしいシルエットはもちろんのこと、高級なメリノウールを100%使用し、最後にぎゅぎゅっと圧縮をかけた“上質感たっぷり”の生地が魅力。

程よく艶もあるので、「いいワンピースを着てるね!」と褒められること間違いなしの1着です。

1着で2通りの着こなし方ができるのがこのワンピースの良いところ。

冒頭お伝えした「ベルト」をウエストで締めて、身体のラインを少し出してあげることで、女性らしさがアップします。

年始、親戚宅に訪問するような少しかしこまった場所に行く際には、膝下まで隠れるロング丈が大人の女性らしい安心感を与えてくれるのもポイント!

ネイビーを着用すれば落ち着いた印象が強調され、もう完璧ですね。

ちなみに、前後の長さに差をつけて後ろが少し長めになるようにデザインしました。歩くたびに軽くなびくスカートが、柔らかい印象と大人っぽいエレガントさを演出してくれます。

この2wayワンピースで、年末年始をはじめいろんなシーンでたくさん着まわしてみてくださいね!

《 Factelier by DEAI | 『ウールニット2WAYワンピース』カラー:チャコールグレー、ネイビー、ラベンダー 》

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【番外編】年始のあいさつにおすすめ!“ふわっふわっ”の今治タオル。

ちなみに、年始のあいさつで親戚を回ることも多いかと思いますが、そのときに年始から親戚に喜んでいただけると、1年の始まりとしては気持ちがいいですよね?

そんなときにおすすめなのが、「超長綿を使った今治タオル」なんです。

世界三大コットンの一つ「スーピマコットン」を贅沢に100%使用し、そのコットンを甘く撚ることによって、ふわっふわっの肌触りを実現しました。

そして、ポイントは今治タオルならではの吸水性はそのままに、洗濯を繰り返してもこのふわふわが変わらないところ!

実は、銀座店コンシェルジュの羽田野が実家の岐阜に帰省する際に親戚へのお土産として用意したところ、本当に喜んでくれて、その後ご自宅で購入されたほど。

必ず喜んでもらえる今治タオル。今年の帰省時の手土産におすすめです!

《 Factelier by MARUEI TOWEL | 『超長綿を使った今治タオル バスタオル』カラー:オフホワイト、ネイビー》

いかがでしたか?

愛着を持って長く使うと素材独自の魅力が引き立って、“もっと長く使ったらどんな風合いに育つんだろう”とわくわくしてきます。

大切な場所には訪れるときはぜひそんなアイテムを身に着けてみてくださいね。それでは。

ファクトリエ・小林

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