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挑戦やアイデアを全力で形にする。VPがFaciloで叶える“大人の青春”の正体

大企業からFacilo(ファシロ)に転職したVPのおふたりには、共通したモチベーションがあった。それは、キャリアを築く中で浮かんできたアイデアや、いつかやってみたかった挑戦を形にし、想いを叶えること。プロフェッショナルなメンバーが全力で働くFaciloでは、それが叶えられると言う。長くキャリアを築いてきたおふたりの目に映るFaciloの魅力とは。VP of GTMの菊池さん、VP of Product/Marketingの藤本さんにお話を聞いた。

PROFILE
VP of GTM 菊池 直樹さん

リクルートに入社後、SUUMOにて営業・営業支援・事業推進・事業開発・プロダクト・営業企画といった幅広い職種のマネジメントを経験。既存事業に所属しながらも、複数の不動産事業者向けSaaSを0から立ち上げ、企画、開発から営業、CS(カスタマーサクセス)まで一貫してプロジェクトをリード。新設となる部門・グループの立ち上げなど、組織の変革も牽引。2022年より営業企画部長として約80名の組織マネジメントを通じて、SUUMOの営業戦略・オペレーションをはじめさまざまな企画を統括した。休日は昨年からはまっている筋トレをして過ごしている。

VP of Product/Marketing 藤本 龍一さん
リクルートに入社し、SUUMO売買仲介・新築分譲戸建領域における広告営業を経験したのち、同領域のプロダクト責任者として、メディア・物件情報入稿システムの企画開発およびグロースをリード。その後、SUUMO全体のデジタルマーケティング責任者、子会社経営企画室長などを歴任。2020年にAIコンサル会社を共同創業し、取締役COOとしてデータ活用支援事業・SaaS事業を立ち上げ。大手不動産会社の不動産DX事業責任者を経て、2024年よりFaciloへ参画。休日は、趣味であるキャンプやスキーなどアウトドアを楽しんでいる。

大企業からFaciloへ。VP of GTM、
VP of Product/Marketingの仕事

今回インタビューする菊池さんと藤本さんには、リクルートの不動産情報サイト、SUUMO出身という共通点がある。まずはこれまでの仕事で印象に残ったことを聞いてみよう。

菊池「新卒でリクルートに入社し、さまざまな部署を転々としました。最終的には営業企画に携わり、当時は少人数で業務や役割が明確に定まっていなかった営業企画でさまざまなプロジェクトをリードし、退職前には80名にまで組織を拡大しました。そのマネジメントで心がけていたのは適材適所。メンバーが好きなこと、得意なことで全力で働ける組織づくりを目指していました」

藤本「私のファーストキャリアは不動産広告事業の企画営業。不動産会社さまが抱える課題に対峙していました。その後プロダクト開発部門に手を挙げ、PdMとしてプロダクトのグロースを手がける機会をいただきました。そこで行ったのはSUUMOが保有する膨大なデータを活用した『物件レコメンド機能』のリリース。従来の検索型メディアから『理想の住まいが見つかる』サービスに提供価値を拡げ、大企業から中小企業まで幅広い不動産会社さまの集客に貢献することができました」

Faciloに入社してからは、菊池さんはVP of GTM、藤本さんはVP of Product/Marketingとしてその手腕を発揮している。実際の仕事についてもお話いただく。

菊池「Faciloを『不動産業界のDX』で純粋想起されるプロダクトにするためのマーケティングを行なっています。Faciloが持っている不動産売買に関するさまざまなデータは、他のどのプレイヤーも持っていないとても希少なものです。それを強みに、外部講演やセミナーなどを積極的に仕掛けています。

最近では『Facilo Connect』というイベントを開催し、大手不動産会社で働く方々にご来場いただきました。この時工夫したのは、同じ企業の方同士をあえてバラバラにした席順。Faciloのメンバーが間に入り情報交換を盛り上げ、業界の横のつながりを支援することができました。イベントが終わった後、オフィスでメンバーと打ち上げをしたのは忘れられない思い出です」

藤本「私が行なっているのはFaciloを利用していただいている不動産会社さまの顧客体験向上です。まず優先度を上げて取り組んでいるのは、スマホ対応。不動産会社さまの仕事は物件検索や物件提案をはじめ、オフィスでしかできないものが大半を占めており、それが業務時間を圧迫しています。スマホでFaciloを使えるようになれば、それが一気に解決するはずです。

次に、Faciloを使う営業担当者さまの働き方をより良いものにするための改善です。Faciloを使うことで『業務効率や業績が上がる』のはもちろん、『仕事が楽しくなる』と思っていただけるよう、さまざまな企画を行なっています。例えば、営業担当者さまの仕事をゲーミフィケーションを使って楽しく感じられるよう演出したり、ダッシュボード上で行動量を可視化することで上司が部下のがんばりを評価しやすくする仕組みづくりを行なったりしています。

仕事を進めていてグッとくるのは、これらの開発をCTOの梅林さんがエンジニアとして自ら手を動かし、高速で進めてくれること。Faciloの開発案件のリリース数は、年間500を超える驚異的な量です。現在開発中の『不動産を売る人向けの新プロダクト』に注力する中、現場で踏ん張って既存プロダクトのアップデートにもリソースを割いているのを感じると、経営陣とメンバーが一丸となってプロダクトを育てている実感が湧いてきます」

仕事のことを語る時のおふたりは、とにかく熱い。話が盛り上がると拳をぐっと握りしめ、お互いの話に「わかる」「そうそう!」と相槌を打ち目を輝かせている。それがおふたりがFaciloに入社した理由でもあり、現在Faciloの仕事に全力投球している所以でもある。ここからは、この「熱」にフォーカスして話を聞いていく。

「プロフェッショナルたちの2回戦」。
“+5”を作る仕事から、“×10”を叶える世界へ。

話はおふたりが入社する前にまで遡る。Faciloに入社した理由もまた、この「熱」への期待にあった。菊池さんがFaciloを選んだ理由は、アーリーステージのスタートアップにチャレンジしたかったこと、働く人の人柄の良さ、スタートアップらしからぬ売上の安定感に加えて、「自分の仕事が事業に大きな影響を与えられる手触り感」だったと言う。

菊池「自分の仕事によりお客さまが楽しんでくれる『手触り感』があることが魅力的でした。ひとつの判断や企画の出来が、事業や顧客に対して大きなインパクトに繋がる実感を求めていたのです。また、これまでの仕事では“100の価値を105の価値に”する仕事を求められることが多かったのに対し、Faciloでは“10の価値を100の価値に”する仕事が求められるダイナミズムに惹かれました」

“+5”を作る仕事から、“×10”を叶える世界へ──。翻って、菊池さんの話に大きく頷く藤本さんはというと、そのキャリアで一貫してデジタルの力で不動産業界を進化させることにコミットしてきた。時に事業会社のPdMとして、時にコンサルタントとしてこの業界に対峙してきた藤本さんは、代表の市川さんにFaciloのデモ画面を見せられた時衝撃を受けた。

藤本「デモ画面の中で、不動産の販売図面が取り込まれ、本来であれば数十分かかる『帯替え(*)』が一瞬で終わるのを見て驚き、このプロダクトが業界を変えると確信しました。その後創業時のメンバーと食事に行ってみると、絶えずお客さまからの声やプロダクトの未来について話していることにもう一度驚かされました。『Faciloなら、ひとりひとりのお客さまの顔を思い浮かべながら、メンバー一丸となって業界の進化に貢献できる』。そう感じてFaciloへの参画を決意しました」

*帯替えとは、不動産会社が、不動産情報が掲載された販売図面下部の不動産会社情報(帯)を自社のものに差し替える作業のこと。

入社当時から現在までを振り返っていただく。その毎日は、「期待以上だった」そうだ。

菊池「これほどまでにお客さまからプロダクトを応援されたのは初めてです。『もっと頑張ってよ』『次のプロダクト期待してるよ』と声をかけていただけるのは、これまでFaciloがお客さまの期待に応えてきた証でしょう」

藤本「組織風土や働き方が洗練されており、メンバーが最大限力を発揮できる環境が整備されていることに驚きました。定期的な1on1は禁止、定例会議は最小限にする代わりに、必要なミーティングはすぐに開催して課題を解決する、社内向けの資料作成禁止など、全ての時間を顧客とプロダクトに向き合えるように設計されています。さらに、新たに参画したメンバーが最速で活躍できるように、オンボーディングプログラムも整備されているんです」

大企業を経験してきた経営陣が作った会社だからこそ、メンバーの全力を顧客とプロダクトに注げるよう、環境や制度が考え抜かれているのだ。それは、おふたりの言葉を借りるならば「プロフェッショナルたちの2回戦」の舞台。Faciloの「熱」の正体は、さまざまな組織を生き抜いてきた精鋭たちの本気、いわば“大人の青春”だ。

菊池「仕事の経験値が上がってくると、新しい事業やサービスのアイデアや、改善案が無数に浮かんでくる方も多いでしょう。Faciloには、優秀なメンバー、圧倒的な開発力、応援してくれるお客様、オープンで透明性の高いコミュニケーションなど、それらを実現するのに最高の環境が揃っています。誇張なしに、できることの範囲や総量が非常に大きい環境だと感じています」

藤本「メンバー全員が『もっとこういうことができるんじゃないか』『挑戦したい』という想いを持って集まったプロフェッショナルたち。名だたる企業で大きなプロジェクトをリードしてきたメンバーが、ロールや部署、そしてライフステージなどの垣根を越えて本気を出せるのがFaciloです。仕事も、プライベートとの両立も。自分自身が大切にしたいことを全部叶えられる稀有な場所なんです」

「みんながご機嫌に」「感謝とリスペクト」を感じて働ける場所

インタビューの随所から、Faciloでは次のプロダクトや新機能のリリースが控えていることが伺える。おふたりにこれからの展望について伺った。

菊池「住み替えは、人生を豊かにしてくれます。その魅力を伝え、ストレスを無くし、ハードルを下げることで、不動産を購入する人や検討する人がもっと増えてくれたらいいなと思います。そのために、自社のサービスを成長させることはもちろん、不動産会社さまと一緒にさまざまな企画を仕掛けて、家の購入体験をより良いものにしていきたいです」

藤本「Faciloを、誇りを持って使っていただけるプロダクトにしたいです。業務が楽になるだけでなく、Faciloを使いこなせることが不動産会社さまのスキルや勲章になると嬉しいです。Faciloの魅力を伝えられる関係性を不動産会社さまはもちろん、エンドユーザーとも築いていきたいですね」

読者の中には、こんな環境で働いてみたいとうずうずし始めた方も多いはず。けれど、実際に活躍できるだろうかと尻込みする気持ちもあるのではないだろうか。そんな方には、おふたりの「仕事のモットー」を伝えたい。

菊池さんが大切にしているのは「メンバーが好きなことで輝ける、ご機嫌に働ける状態を作ること」。藤本さんは「メンバーへの感謝とリスペクト」。なんとも温かい言葉ではないか。スタートアップと言われて想像されがちな、勢い任せの仕事ではない。相手を思いやり、メンバー一丸となって後悔のない仕事を目指すプロフェッショナルの集団。それが現在のFaciloなのだ。

(写真・文:出川 光)

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