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社会人1年目第1週を終えて。

昨日、2020年4月3日に社会人としての最初の一週間が終わった。
社会人という言葉自体には不完全さを感じるものの、会社のエコシステムの中での新しい自分としてはこの言葉が暫定的に適切なのかもしれない。

一週間が終わったと言っても、僕は東京から帰ってきたばかりで、経路不明の感染者が増加しつつあるタイミングだったので、急遽オンラインで対応していただいた。その時点での沖縄の感染者数が6名ほどだったが、東京での1日の陽性者が40人を超えたタイミングだったため、自分は大丈夫だとは思えなかった。

そんなこんなで、オンラインで入社式を行い、オンラインで自社研修を行い、オンラインで個々のタスクに取り組んだ。結果としては、滞りなく進み、今の会社でもっと自分のできることを増やしていきたいと感じた。

その会社以外、選考は受けていないし、その他の会社のことは全く調べずに就活が終わったのだけど、結局トップを超えて組織は大きくならないのだから、社長が好きかどうか、そしてその会社の中で自分はどのポジショニングを担えそうかで決めて良かったと思う。
中小企業なので今後どうなるかわからない。でも、複数のポジションを兼任している人が多いので、それだけ多様な人と信頼関係を築ける機会があるというのは、島国や島嶼地域で活動する上で財産になると思う。一対一の個人として信頼をどう築いていくかを僕は仕事を通じて学んで行きたい。

沖縄を選んだ理由は、地元だし、政治も経済も諸々不完全だけどある種の平和のバランスが保たれている点である。その平和は、個人の逆境に対するたくましさ、楽観性、人との距離の近さなど正負の両方にもなりえる特性からきているのだろうけど、僕はその平和に関わりたいと思って沖縄を選んだ。

今の会社には、それに取り組むための基盤がある。しかし、結果出るのは十年後とかだろう。テクノロジーの進歩は劇的だけども、人の価値観や文化は時間をかけて集合的に形成されていくものだから。

とりとめもない文章だけども、社会人として一週目は、素直に誠実に人と向き合えたのでよかった。周りの環境がどうであれ、自分の根っこの部分は変わらないし、それを変えようとするからこそ苦しくなるのなら、最初はコンフリクトが生じても、大切な価値観を守るべきだと思う。

今週は、そのとっかかりができた一週間だった。僕は、オープンになんでも話してしまう性格なのだけど、それがいい意味で働いてくれたと思う。

来週から、集合研修が始まる。複数企業からきた総勢数十名が二ヶ月間、合同で研修を受けるのだけど、途中で打ち切りになるのではないかなと思っている。沖縄の現在コロナ感染者は11名であるが、病床数が残り17であり、あっという間に埋まってしまう。

とは言いつつも、現時点では、自分の身は自分で守りつつ、無理しない範囲で研修に取り組むつもりである。

追記:
沖縄県内の感染者が11名と書いたのだけど、投稿後一時間で、新たな感染者が5名増え、2020年4月3日現在で16名になった。


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