見出し画像

「巣立った石の歴史洞察」

先日、尿管に居座っていた石が無事に巣立って以来、数日後から排尿関連の調子がすこぶる良く、この感じは何年ぶりだろう?って思ったのをきっかけに巣立った石の歴史を洞察してみようと思います。

石の成分

巣立った石の成分分析の結果は、「シュウ酸カルシウム95%以上」で、薬で溶かすことのできないタイプのものでした。また、長さ1㎝幅5㎜あるような大きさまで育つのは、相当長い時間がかけられたものだろうという医師の話しでした。

10年前からの違和感

「とうとうオジサンの仲間入りかぁ~」

思い起こせば、47歳のときに「とうとう前立腺肥大ってやつで、完全にオジサンへの仲間入りをしたなぁ~。」と初めて尿の出の悪さを感じて以来、良くなることもなく悪くなることもなく、現在に至っていました。

「なんかたまに臍下あたりが痛いなぁ~」

オジサンの仲間入りと時をほぼ同じくして、コレステロールの高さを検診で指摘され、30分以上のランニングを勧められましたのをきっかけに、毎夕食後にランニングをするようになったのですが、たま~に、走り終わってから2時間後とかに、臍下あたりがシクシク痛むことがあり、その痛みが翌日あたりまで続くことがありました。下痢をするわけでもなく、何もなかったように治まるのですが、未消化の食べ物が小腸に入ってしまうことによる腸カタルだと思い、食べた後に走るのをやめたのですが、それでも、たまに、食事後にそのような症状が出ることがあり、多少気にはなっていたわけです。

17年前の検診

そして、更に遡ること約17年前、海外赴任が決まり、語学研修などの準備と引継ぎなどで激務状態だったころ、海外赴任者検診があったのですが、そこで尿潜血が出て、指定の泌尿器科で精密検査をしたのですが、結局原因を特定できないまま、そのまま赴任しました。その時には、何も告知しなかったのですが、時々左の背中にわずかな鈍痛を感じることがあったのを覚えています。

石の歴史洞察

過去の出来事を踏まえると、17年以上前に石は腎臓で生まれ、排出されないまま、ある程度の大きさまで順調に育ってから、10年前に始めたランニングによって尿管に落ち、少しづつ少しづつ下りながら、尿管の壁を傷つけ、血尿とも言えないわずかな出血と炎症を誘発していたと思われます。尿が出にくくなったのも、炎症が慢性化して広がったことによると考えた方がよさそうです。

今後の対策

ほうれん草や筍、茗荷、大根、ナッツ類、コーヒーなど、普段から好んで食べるものに多く含まれるシュウ酸は、カルシウムを含む食品をともに摂ることで、腸内でシュウ酸カルシウムとなって排出されるのですが、カルシウムがないと吸収されてしまい、石を生み出す原料となりますので、小魚や乳製品(牛乳/チーズ/ヨーグルト)をしっかり摂ることを意識することと、食べてすぐに寝るとできやすいようですので、その点にも注意して、再発を抑制していきたいと思います。

#健康
#より良い自分


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?