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「リーダーシップとフォロワーシップ」

人が社会生活を送っていくうえでは、ありとあらゆる場面で他者との関わりが、その濃淡はあれども様々あります。
家庭での日常における家族とはもちろん、各種サービス関係者をはじめ、地域活動や学校関係、職場での同僚や上司部下との連携や協働、仕事上の取引先との連携や協働、友人や仲間と活動など、本当に沢山の他者との関わりをもって社会生活を送っています。


リーダーシップとフォロワーシップ

その社会生活を主体的・能動的に送っていきたいと考えるなら、獲得したい姿勢と能力がリーダーシップとフォロワーシップです。この二つは同時に存在し、場面によって、リーダーシップ優位とフォロワーシップ優位を切り替えていくことで、主体的・能動的に社会生活を送っていくことができます。

  • リーダーシップとフォロワーシップをもっている人

  • リーダーシップはあってもフォロワーシップのない人

  • フォロワーシップはあってもリーダーシップのない人

  • どちらもない人

ここでは、どちらもない人を論じませんが、どちらかしかないというのも問題ですよね!

リーダーシップ

リーダーシップとは、個人やグループが目標を達成するために、他者を導き、影響を与え、方向性を示し、モチベーションを与えるプロセスを実行することです。

  1. ビジョンの提示
    目標や方向性を明確にし、それに向かってチームを導くこと。

  2. 意思決定
    効果的な判断を下し、適切な行動を取ること。

  3. 影響力
    メンバーの行動や態度にポジティブな影響を与えること。

  4. 動機付け
    メンバーを鼓舞し、目標達成に向けて意欲を引き出すこと。

  5. サポートと育成
    メンバーの成長と発展を支援し、彼らが最大のパフォーマンスを発揮できるようにすること。

フォロワーシップ

フォロワーシップとは、リーダーのビジョンや目標に向けて積極的に協力し、支援し、役割を果たすプロセスを実行することです。

  1. 積極的な協力
    自らの役割を理解し、リーダーを支援するために積極的に関与すること。

  2. 提案力
    建設的な意見やアイデアを提供し、チームの目標達成に貢献すること。

  3. フィードバックの提供と受容
    リーダーや他のメンバーに対して建設的なフィードバックを提供し、自らもフィードバックを受け入れること。

  4. 責任感
    自分の役割と責任を果たし、チーム全体の成功に貢献すること。

  5. 柔軟性
    状況に応じて役割を調整し、チームのニーズに応えること。

リーダーシップとフォロワーシップの相互作用

リーダーシップとフォロワーシップは相互に補完し合います。時にはメンバーがリーダーシップを発揮し、時にはフォロワーシップを発揮することで、高い柔軟性と適応力を発揮するチームになれます。
リーダーシップがビジョンや方向性を提供し、フォロワーシップがそのビジョンを実現するための支援と実行を行うことで、チーム全体のパフォーマンスが向上するということです。

これらは、家族においても友人や仲間とのコミュニティ、エコシステムを組んて事業を行う個人事業主同士においても同じです。

リーダーとフォロワーの役割は固定されているわけではなく、状況に応じてメンバーがリーダーシップを取り、また他のメンバーがフォロワーシップを発揮することで、ダイナミックなチームワークが実現できるわけです。

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