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【中間発表】点群転生デザイン原論

ショウナンフジサワ地方には、かつてSFCメディアセンターが存在し、多くの物語が残されている。2033年、独立した7つの物語が奇コンクリート群の庭園として再生され、私はそれらの庭園を訪れた。

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本noteは、中間発表の一部である庭園(クラスター)とその物語を公開しています。中間課題についてはこちらから
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Group1

石碑の秘密

昔々、神々の住む世界には、三つの特別な石碑が存在しました。「Face Erased Mount Rushmore」、「しかめっ面の石碑」、「トイレを仰ぐスフィンクス」。これらの石碑は、それぞれ異なる力を持っており、バランスを取ることで世界が安定していました。
オオカミの神・狼王が、自らの力を増すために、三つの石碑の秘密の力を手に入れようと企みました。狼王は、「Face Erased Mount Rushmore」の前でチーズを捧げることで、石碑の秘密の力を引き出そうとしました。しかし、その計画は「しかめっ面の石碑」によって妨害されました。
狼王は新たな策略を考えました。箸で掴めないほど繊細な「煮崩れした木綿豆腐」を「トイレを仰ぐスフィンクス」に捧げることで、その協力を得ようとしました。
しかし、その策略の最中、狼王が不意に踏んでしまった「ハイヒール」が原因で、彼の動きが狭くなりました。その瞬間、山雲から顔を出す「富士山の頂」が現れ、狼王の企みを見透かしていました。富士山の頂は、その絶対的な高さと威厳から、狼王に警告を与えました。狼王はハイヒールのトラップと富士山の頂の警告に敬意を払い、企みを断念しました。

Group2

昔々、遥かな星に「おにぎり」という中心的な神が存在していた。この神は、星の平和と調和の象徴だった。 「ケーキ」と「チーズ」はライバル関係にあった。ケーキは甘さと楽しさを、チーズは知恵と冷静さを司っていた。しかし、お互いの違いを尊重し合い、ときには助け合うことで星のバランスを保っていた。 「木綿豆腐」は「おにぎり」の親友で、常に「おにぎり」のそばで助言をしていた。一方、「パティ」は「木綿豆腐」の恋人で、冒険好きな彼女を守る役目を果たしていた。 「レプリカ」は「おにぎり」の影として知られ、おにぎりの行動や意思を映し出す存在だった。彼は「おにぎり」の行動を通じて星の住人たちに教えと知識を提供していた。 「起き上がれないこぶし」は、星の外れに住む孤独な神。しかし、彼の存在は「ケーキ」と「チーズ」の間の和解のシンボルとして知られ、彼らの争いを鎮める役割を持っていた。 この7つの神々は、それぞれの強い絆と関係性を持ちながら、星の調和を守っていた。そして、その関係性と絆の物語は、数々の伝説として語り継がれている。

Group3

昔々、ガマガマガエルは「グラグラする家」に住んでいました。しかし、ある日家がグラグラと揺れ、崩れてしまいました。カエルは新しい家を探す旅に出ることを決意しました。

彼の最初の停留所は「阿修羅なモアイ」の元でした。モアイは賢く、多くの知識を持っていました。カエルはモアイに助けを求め、モアイは「荷物を運ぶラクダ」と「ラマ」を紹介してくれました。彼らはカエルに新しい家を探すのを助けるための荷物を運びました。

途中、彼らは「毛刈りを待つ羊」に出会いました。

羊はカエルに3つの食事を提供してくれることになりました。「フライドチキン」は羊がガエルの勇気を称賛し、彼の冒険の成功を祈って贈ったもの。それは力と勇気のシンボルでした。「厚めのポテトチップス」は旅の途中での困難や試練を乗り越えるための忍耐を意味しており、カエルに忍耐の重要性を教えてくれました。「牡蠣」は隠された美味しさや価値を持っており、それはガエルがこれからの旅で予期しない宝物や価値を見つけることができることを示していました。

皆で楽しい食事の時間を過ごし、新しい友情が芽生えました。

旅を続ける中、カエルと仲間たちは理想の場所を見つけました。それは美しい池のほとりで、ガマガマガエルは新しい家を建てることを決意しました。

彼の新しい家は「グラグラする家」よりも堅固で、友情と共に築かれました。そして、カエルは友達とともに幸せに暮らしましたとさ

Group4

オリュンポス庭園の秘密

2033年、新たな庭園がSFCのメディアセンターの跡地に作られた。メディアセンターの跡地に開発された庭園は「オリュンポスの山腹」と呼ばれ、この庭園は古代の遺跡の上に作られ、未知のコンクリート片が点在している。それぞれのコンクリート片には神秘的な力が宿っていると言われている。

①2Face
このコンクリート片は、ゼウスが持っていた二つ顔の仮面を象徴している。晴れた日には訪れる者たちに平和と喜びを与えるが、怒りを感じた時には雷と嵐を巻き起こすとされている。庭園の中心に位置しており、その日のゼウスの気分によって天候が変わると言われている。

②dropcookie
dropcookieはアテナの知恵と戦略を象徴している。かつてアテナはこの地で英雄たちに知恵を授け、勇気を与えられた。このコンクリート片はその教えが刻まれており、訪れる者はアテナの知恵を借りて自らの問題を解決することができたとされている。見た目はシンプルなクッキーの形をしているが、この上で瞑想をすると未来の予知ができると伝えられている。

③UMA_Boots
UMA_Bootsはヘルメスの速さと機敏さ、そして彼が持つメッセンジャーとしての役割を象徴しており、このコンクリート片はヘルメスが神々のメッセージを人間界に届ける瞬間を捉えることで訪れる者はその速さを体感することができる。

④ハイ寺
ハイ寺は古代ギリシャのデルポイの神託を象徴しており、訪れる者が神々の声を聞くことができる特別な場所と言われている。内部に入ると、神秘的な力に導かれ、自分自身の運命や未来についてのヒントを得ることができる。

⑤モッツァゴツ
モッツァゴツはポセイドンの海の力と地震を司る力を象徴している。このコンクリート片は、ポセイドンが海を支配し、地震を起こして神々の力を示した瞬間を捉えており、訪れる者はその壮大な力を直接感じ取ることができる。

⑥中華
中華はディオニュソスの宴と喜び、そしてワインを象徴している。このコンクリート片は、ディオニュソスが人々にワインを与え、喜びと宴の時間を提供した瞬間を捉えており、訪れる者はその歓楽を見ることで共有することができる。

⑦餅太郎
餅太郎はデメテルの豊穣と母なる愛を象徴している。このコンクリート片は、デメテルが地球に豊かな作物をもたらし、人々を養った瞬間を捉えており、訪れる者はその母なる愛を感じ取ることができるとされている。

Group5

これはとある⼈の⼝伝を書き記したものです

昔々、この場所には伝説の中の伝説、物語に語り継がれるメディアセンターが存在し、そこに収められた本の数は数え切れないほど多く、設備は夢の中でしか⾒たことのないような技術の奇跡で溢れていました。この場所の評判は、遠くの村や町で語り継がれ、⼈々は「本と技術の楽園」として語り合い、その神秘的な魅⼒に引き寄せられるという⾔い伝えが代々受け継がれてきたのです。
しかしメディアセンターはある時壊れてしまいました。
そのメディアセンターは、あまりの価値と誘惑に耐え切れない者たちが多数押し寄せ、蔵書や設備を乱⽤し、過度な利⽤による過負荷が施設にかかったため、ついには壊れてしまいました。訪れる者たちは、本の無秩序な取り扱いや機材の誤⽤、壊れたものを放置し、組織的な管理が⽋如していたため、メディアセンターの機能が壊滅的な被害を受け、最終的には廃墟と化してしまったのです。その場所は過去の栄光の証であり、同時に無秩序な破壊の証でもありました。今はその跡地にメディアセンターの⼀部だったコンクリート⽚がいくつか残るだけとなっています
破⽚はその形からそれぞれ 尖根、岩窟、書物、カメノテ、チーズ、松ぼっくり、⾨松と名付けられ、メディアセンターが崩壊した後、⼈々はこの地にメディアセンターがあったことを伝えるために破⽚の名前を使い、それらが登場するメディアセンターを想起させる神話を作り、⼝伝によって後世に残そうと考えました。

“昔、遠くの藤の⼭にて、知識と智慧の宝庫、メディアセンターが存在せり。其中には七つの神秘の破⽚、即ち「知識の宝⽯」、神々の恩寵を宿し、知識
と幸運の秘奥を秘めしものなり。尖根、その頂にて、神々の洞察と知識が響く⼣焼けの美しさをもたらし、岩窟よりは古代の智慧と予⾔が満ちたり。書
物から知識と情報の蓄えを得て、カメノテの幸運と創造性を抱き、チーズの触れる質感より新たな発想を引き出さん。松ぼっくりは過去の智恵と歴史の秘密を守り、求道者たちへ知識を授け、⾨松は知識の⾨⼾を開き、尋ねる者に新たな知恵を⽰し、⼼と精神に啓⽰を与えん。” 

この神話は⼈々の狙い通り世代を超えて脈々と語り継がれていきました。しかし、いつしか神話のみが残り、元のメディアセンターがあったということを伝えるという⽬的は消えてしまいました。 そしてこの場所を訪れる⼈もかつてここにメディアセンターがあったことを知りません。ほとんどの⼈がメディアセンターを御伽噺や寓話の類だと思っています。かつてのメディアセンターを知る⼈は年々少なくなっています。私もいつまでこの話をできるかわかりません。

<ヒロヤと名乗る男の⼝伝>

Group6

ハンバーグのタネ神話:霊峰の守護者たち

遥かな宇宙の隅に、神聖なる「霊峰」が存在しました。この山の麓には、「テントの聖域」という神秘的な場所があり、神々が集う場所として知られていました。ここは、宇宙のすべての生命と繋がる特別な場所であり、神々や旅人たちはここで休息をとることができました。

山の中腹には、慈悲深く、すべての生命を愛する「仏」が住んでいました。仏は、宇宙のすべての生命に平和と愛をもたらすことを願っており、その力を持つ「ハンバーグのタネ」という神聖な食物を持っていました。

この「ハンバーグのタネ」は、宇宙の始まりから存在すると言われている古代の食物で、その中には宇宙の調和と平和のエッセンスが詰まっていました。食べることで、その生命の本来の善良な心を思い出させ、心を落ち着かせる力があったのです。

しかし、霊峰の奥深くには、凶暴な「T-レックス」と、恐ろしい「鬼」が住んでおり、彼らは霊峰やテントの聖域を荒らし回っていました。T-レックスと鬼はかつては人間であり、二人は食い意地を張りすぎて聖域の食料をつきかけさせた罪によって変身し、霊峰に追放された過去を持っていました。そのため、彼らの心は過去の傷や痛みによって乱れていたのです。

ある日、大空から光り輝く「宇宙船」がやってきました。その船から降りてきたのは、純粋な心を持つ「天使」でした。天使は、霊峰の「仏」に会うため、そしてテントの聖域を守るためにやってきたと告げました。

天使は、仏に対して、霊峰とテントの聖域を守るために力を貸してほしいと頼みました。仏は、天使の純粋な心に感動し、彼に「ハンバーグのタネ」を与えました。天使は、このタネを鬼やT-レックスに与えることで、彼らの心の傷を癒し、善良な気持ちを育みました。

以後、天使と仏は共に霊峰とテントの聖域を守り、宇宙中から多くの生物や神々が訪れる場所となりました。彼らの絆は、善と愛の象徴として、永遠に語り継がれることとなったのです。

Group7

庭園の宝石 - 岩の守護者たちの冒険

昔、遥かなる昔、この地には何もなく、ただ無限の大地が広がっていました。しかし、ある日、宇宙の創造者とされる神々がこの場所に注目しました。彼らは美と調和の象徴を作り上げることを決意し、庭園の創造に取り組みました。

神々の中には、芸術の神と自然の女神がいました。芸術の神は岩や石を彫刻し、美しい彫刻と彩りを施しました。自然の女神は植物を育て、花々と木々を庭園に植えました。共に働いて、7つの岩が創り出され、庭園が誕生しました。

この庭園は古代の民族によって神聖視され、神秘的な力を秘めた場所とされてきました。岩と石によって飾られ、美しい花々と樹木で囲まれた庭園は、古代の文献にも多くの記録が残されていました。

ある日、新しい王国が建国され、その国土に庭園が位置することになりました。庭園は美と調和の象徴として認識され、王国の誇りとなりました。王国の守護者たちは、庭園を守り、その神秘的な力を保護する使命を担いました。

守護者たちは7つの岩を通じて庭園と連結し、それぞれの岩は彼らの役割と特質を象徴していました。

ライオンハート( - 大きなライオン - 庭園の王)は庭園の守護者たちの王で、庭園全体の指導者です。彼は力強く、庭園の安全を確保する役割を果たしています。ウルシア( - くまの横顔 - 護衛長)は庭園の護衛長で、大きなライオンの右腕として外部の脅威から庭園を守ります。彼は大きなライオンに忠実に仕えます。アメリア( - マロンクリームの靴 - 知識の賢者)は知識と知恵を象徴し、庭園の賢者として尊敬されています。彼は知識とアドバイスを提供し、重要な決定の際に意見を求められます。ノクティス (- ミネルヴァのフクロウは黄昏に飛び立つ -夜の守護者)は夜の守護者として、知識と夢の世界を守ります。夜の間に庭園を見守り、夜の秘密を守る役割を果たします。エクセルシオ (- 優等生 - 秩序の番人)は秩序と規律を維持し、庭園の調和を保つ役割を果たします。彼は庭園の秩序を厳守し、他の守護者たちに指示を出します。ジョリス( - 滑り台 - 楽しみの使者)は楽しみと冒険を提供する庭園の使者です。彼は子供たちに楽しさをもたらし、新たな体験を提供します。クリエイタス( - 問題児 - 挑戦者)は挑戦と変化をもたらす役割を担います。彼は時折庭園に新たな問題をもたらし、他の守護者たちに新しい解決策を見つけさせます。くまの横顔と大きなライオンは庭園のリーダーとして、共に庭園を守る責任を担っていました。彼らは協力して外部の脅威から庭園を守り、王国の安全を確保しました。

マロンクリームの靴とミネルヴァのフクロウは知識と知恵の象徴で、夜の間に知恵を共有し、夢の中で庭園の秘密を解き明かす役割を果たしていました。

滑り台と問題児は冒険と楽しみの象徴で、庭園の子供たちを楽しませ、新しい経験を提供しました。問題児は時折滑り台に挑戦をもたらし、子供たちに新しい冒険の機会を提供しました。

そして、優等生は秩序と規律を維持し、他の守護者たちに助言をし、庭園の調和を保ちました。彼は庭園の平和と美しさを守るために努力しました。

ある日、庭園に不思議な出来事が起こりました。庭園の美しさを脅かす外部の闇が迫ってきたのです。これは不気味な霧のようなもので、夜になると庭園の周りに広がり、美しい花々や木々を枯らし、鳥たちの歌声を沈黙させました。守護者たちは協力し、各々の特性を生かしてこの新たな脅威に立ち向かう決意をしました。大きなライオン、くまの横顔、マロンクリームの靴、ミネルヴァのフクロウはすぐに危機に気づき、議論の末、この外部の闇の正体を突き止める決意をしました。マロンクリームの靴の知識により、彼らは外部の闇が不安や恐れに満ちた心から生まれたものであることを理解しました。

外部の闇は庭園の住人の心から湧き上がった不満や恐れから生じた存在で、これが庭園に広がってしまったのです。守護者たちは、外部の闇を打破し、庭園の美しさを回復するために、庭園の住人たちに協力を仰ぎました。

守護者たちは共鳴する力を発揮し、困難な試練に立ち向かいました。ライオンハートは指導し、ウルシアとアメリアは団結し、ノクティスは夜の神秘を解き明かし、エクセルシオは調和を取り戻し、ジョリスとクリエイタスは創造の力で闇を退けました。

守護者たちは困難を乗り越え、庭園の宝石を守りました。この宝石は神秘的な力を持ち、王国の安全と繁栄を保つ役割を果たしていました。庭園の宝石は住人たちにとって文化的な財産であり、彼らのアイデンティティと誇りを象徴していました。

この神話は庭園と守護者たちの歴史と試練を伝えるものであり、庭園の美と神秘的な力、守護者たちの勇気と団結を讃えています。庭園の宝石は、王国の宝物であり、その力は王国の安全と繁栄を確保しました。

こうして、庭園と守護者たちの物語は、美と調和、困難と試練、協力と文化の価値を伝える神話として語り継がれているのでした。

Group8

亡失の庭、 再び
都市の鼓動とは裏腹に、 一角には時を忘れた庭がひっそりと佇んでいた。 その庭の中心には、かつて命を湧き立たせていた 「crater」という井戸がありました。 だが、時の流れとともに、その水は失われ、庭はその色を失っていました。
庭の入り口には、その庭を代々見守り続ける賢者「ONE」がいました。 彼はかつての美しい庭を知る数少ない存在で、 その庭を取り戻すため、昔の友 「巌流」に助けを求めました。 巌流は水の神で、彼の体からは澄んだ涙が流れていました。
「巌流」はその涙を注ぎ、井戸を潤そうとしましたが、それだけでは足りませんでした。 彼の友、「salmon」 が泳ぎ出し、その身を犠牲にして水の量を増やしました。その姿は、まるで水の中のバレエのようで、庭に新しい命を吹き込みました。
しかし、水だけでは庭を再び彩ることはできませんでした。 両端から双子の花の精霊である「甘露」と「鬼灯」が舞い降り、彼らの花びらからは甘い露が落ち、それが新しい水源となりました。
その水を保つため、「まだれ」の山が庭を見守りました。その姿は、まるで庭を抱きしめる母のようで、安堵の息を吹き返しました。
そして、その全てを風の精霊「余響」が見守りました。彼は風を纏い、庭を通り抜けることで、新しい庭の物語を四方に伝えていきました。
彼ら全員の力が合わさることによって井戸の水は再び庭園を潤し、一度失われた庭園は四季折々の花々が咲き乱れる場所となり命を取り戻しました。「ONE」は新しい庭園の守護者として訪れる人たちにこの物語を語り継ぎ、庭園の軌跡を永遠に守ることを誓いました。
このようにして、この庭も新しい章を迎えることができたのです。

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